みなさんこんにちは。
２回目の今回は洋画特集をお届けします。
ただし少しこだわって、“中華圏の俳優が出演している”洋画限定です。
先月半ばくらいに「スカイスクレイパー」という洋画が地上波で放映されました。
この作品にも中国の男優さんが出演しておりましたが、どなたか存じ上げません。
映画の内容自体も可もなく不可もなくという感じで今回ご紹介する作品としては扱いませんが、作中で主人公を付け狙う組織の女暗殺者がおりまして。
こいつがめっちゃ感じ悪いヤツで、ラストに主人公の奥さんから顔面を蹴られてノックアウトされたときはものすごーくスカッとしました。
話しは変わり、先週の土曜日にユーチューブでジェイ・チョウのＰＶを観まくっていたところ、ある曲のＰＶにワン・シュエチーという中国人男優が出演していました。
そこで調べたところ、「ボルケーノ・パーク」という映画のシーンがそのままＰＶに使用されており、同曲はその主題歌だということがわかりました。
さらにヒロインを演じるのは、なんとジェイの奥さんだとのこと。
奥さんが女優だとは知らなかったため驚きましたが、同映画はすでにレンタルされているので、そのうち借りることにします。
で、この話がスカイスクレイパーの話とどうつながるのかというと・・・。
なんと、あの感じ悪い女暗殺者を演じているのがジェイの奥さんだというではありませんか。
いやはや、知らぬこととはいえ、また映画の役柄のこととはいえ、ジェイの奥さんを悪く思ってしまい反省しているところです。
しかし暗殺者役が板についていたところからすると、悪役の素質があるのかもしれませんね。
そのうちジェイと共演する日が来るのかも？
というわけで、今回はジェイ・チョウ出演作からご紹介することにします。
ネタバレゴチュウイクダサイ。
○グランド・イリュージョン 見破られたトリック（アメリカ）
前作「グランド・イリュージョン」は随分前に観ており、爽快で面白かった記憶はあるけれど、ストーリーは全く覚えておりません。
で、昨年春頃にジェイ・チョウの出演作品をチェックしていたところ、「グランド・イリュージョン」との記載が。
あれ？ 出演していたっけ？ なんの役だ？
と思って調べてみたら、続編があってそちらに出演しているとのこと。
さっそく「借りるリスト」に入れて年末年始にレンタルしようと思っていたのですが、昨年の夏ごろだったか、テレビ番組表をチェックしていたら、ＢＳ１２の土曜夜映画枠で「グランド・イリュージョン」とありました。
おおーっとダマされないぞ、これは副題がないからジェイが出演していないほうだ、前に観たから観なくていいや、とスルーしました。
ところが翌週土曜日。
同映画枠は１９時〜２１時なのですが、この日に限って番組表を事前チェックしておらず、１８時半から観ていた他の番組が終了した２０時前に、そういえば今日の映画はなんぞや、とチャンネルをＢＳ１２に切り替えたところ、画面表示に「〜見破られたトリック」と記載されているではありませんか！
なぬーーっ、まさかとは思うが、例の続編ではあるまいなー！？
頼むから続編のそのまた続編とか、パクリ映画とかであってくれー！
という思いもむなしく、やはりジェイの出演作で間違いありませんでした。
今更観てもしかたないので、年も押し迫ってゲオオンラインの旧作５５円キャンペーンで借りるタイミングを計っていたのですが、ある日ＧＹＡＯの配信リストをチェックしていたところ、ラッキーなことにこの映画が大晦日から配信されることがわかり、無駄なお金を使わずに済んだのでした。
なにせドケチなため、５５円すら惜しいのですわい。
んで、ようやく元旦に観ることができたのですが、ジェイは出演時間が都合１０分程度のチョイ役。
しかしながら主人公たちの協力者という立場であり、悪役ではなかったので安心しました。
しかも主題歌はジェイの曲であり、なんと“ハリウッド発世界公開の映画としては初めて全編中国語のテーマ・ソング”とのことで、改めて世界に認められたすごい人なんだと思いました。
なお、今作のジェイを主人公としたスピンオフ作品の構想があるとのことで、ぜひ実現してほしいものです。
○ゴジラ キング・オブ・モンスターズ（アメリカ）
「キングコング 髑髏島の巨神」のエンディングで示されたゴジラ他数体の怪獣が、この映画でついにベールを脱ぎました！
「怪獣総進撃」を彷彿させる世界各地での怪獣の出現や、ラドンとモスラのガチバトルなど、見どころ満載。
怪獣の中にはラドン、モスラ以外にも、クモンガっぽいヤツやマンモス型の弱そうなヤツ、「ＧＯＤＺＩＬＬＡ ゴジラ」で登場した敵怪獣・ムートーを思わせるヤツなどがいましたが、注目はなんといってもキングギドラです。
本作では「モンスター・ゼロ」と呼ばれていましたが、オリジナルの着ぐるみに負けず劣らずカッコいい！
ゴジラに食いちぎられた首が再生するなど、新必殺技（？）も披露。
やっぱ敵が見るからに強そうだと燃え上がるものがあるのか、ゴジラも貧相なムートーを相手にした時とは段違いにやる気を見せておりました。
そのあまりの存在感とカッコよさから、そして映画的にもミスリードを狙っていたのか、中盤辺りまでは“キング・オブ・モンスターズ”とはモンスター・ゼロのことだと思っていました。
怪獣たちの研究機関の一員として、中国人女優、チャン・ツィイーが出演しており、鑑賞中は気づかなかったのですが、双子役で出演していてモスラの孵化シーンに絡んでいることから、モスラに欠かせない小美人へのオマージュだそうです。
彼女の同僚で、「ＧＯＤＺＩＬＬＡ ゴジラ」にも登場した渡辺謙演じる芹沢博士が自分を犠牲にしてゴジラを目覚めさせるシーンも、ゴジラを抹殺するためという目的の違いはあれど、日本初代ゴジラのラストシーンを思わせます。
制作に携わった方々はよほどゴジラ映画が好きなんでしょうね、尊敬します。
エンディングではゴジラとキングコングが戦う様子を描いた壁画が映し出され、次回作「ゴジラｖｓコング」の公開、というか旧作レンタルとなる日が待ち遠しいばかり。
ところで、この映画を観た時期に、ちょうど図書館で借りた「空想科学映画読本（著者：柳田 理科雄）」を読んでおりました。
映画のあのシーンこのシーンを科学的に検証してツッコミまくる内容であり（「タイタニック」だけはベタ褒め）、その影響か、海上でゴジラと近接した船が水しぶきを浴びる程度で転覆するどころか波もほとんど発生しないとか、上空から落とされたゴジラが地上に激突してもさほど衝撃が発生しないとか、いろいろ気になるシーンがあった。
ま、科学的知識皆無なわたしの感覚的な感想に過ぎないため、柳田さんが検証したら「驚くほどに科学的だ」という結論になるのかもしれませんが。
この「空想科学読本」シリーズ、大変おススメですよー。
○トリプルＸ：再起動（アメリカ）
来ました来ましたー、我らがドニーがハリウッド作品でついに主役抜擢！！
ん？
失礼しました、どうやら主人公ではないようですが、これは主人公といっても過言ではないくらい存在感ありまくりです、ラスボスもドニーがやっつけたようなものだし。
いやーもう、強すぎ、かっこよすぎで、なんちゃってドニー一派としては十分に満足できる映画でした。
そしてドニーだけでなく、タイ映画界のスーパースター、トニー・ジャーもドニーの仲間として出演しております。
ドニーに比べるとトニーの活躍場面は非常に少ないですが、これを機にトニーにもハリウッド映画にバンバン出演してほしいですね。
実はこの映画、３年前の１２月に東京出張した際に、ホテルの有料チャンネルのラインナップにあったため、その際に観ようとしました。
しかしながら、有料チャンネルがあるならばお世話にならないわけにはいかんだろう、とついついエロ系に走ってしまいまして。
ひとしきりエロ系を堪能した後にこの映画に切り替えたのですが、疲労のため序盤でうつらうつら、最後まではとても行き着きそうになかったため、翌日の朝に続きを観るつもりで途中で停止しました。
そこは前世ヴァンパイアなわたしですから早起きなんてできようはずもなく、シャワー浴びたり出すもん出したりしているうちにチェックアウトのお時間に。
その日からこれまでの間、なぜこの映画を観ずにいたのか我ながら不思議でなりませんが、昨年末にドニー出演作で未鑑賞のものを再確認していたところ、この映画を思い出した、というわけです。
さて、ドニー主演作で旧作扱いになっていないものが現時点で３作品残っております。
これらは来年の年末年始特別編のネタ用に取っておくべきか、それとも旧作になった時点ですぐに観るべきか、はたまたＧＹＡＯで配信される日が近々来るのか・・・。
いずれにしても早く観たくてウズウズするわい。
というわけで、洋画特集はここまでです。
今回はすべてシリーズもののハリウッド映画でした。
次回はエロ紳士諸君お待ちかね、お色気映画特集をお届けします。
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