鳩山由紀夫元首相が20日、ツイッターに新規投稿。75年前の沖縄戦で犠牲になった人たちの遺骨を埋めた場所の土が米軍基地のために使われているとして、「こんなことが許されて良いのか」と怒りをつづった。
鳩山氏は「私は一度だけ米軍に沖縄戦で殺された方々の遺骨収集を手伝ったことがある」と切り出し、「まだ多くの遺骨が特に南部に眠っているのである。なんとその遺骨が眠る土を辺野古を埋め立てて米軍基地を作るために使うというのだ」と指摘。「米軍に殺された方が日本政府によって米軍基地の下に眠る。こんなことが許されて良いのか」と訴えた。
沖縄戦では20万人以上の戦没者のうち、沖縄県出身者が12万2282人(沖縄県生活福祉部76年発表)。当時、約8万4千人の疎開者を除いた沖縄県の人口は約51万人で、約4人に1人が亡くなった。そのうち、女性や子供ら一般住民の死者は約9万4000人とされている。
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