霧の村石を投らば父母散らん
金子兜太
今日のドローイングのストロークは「いしをほうらば」の七文字。
ネットより引用
>作者のふるさと、秩父への思いをこめた一句です。石を投げれば父も母も、そして父祖の霊も散ってしまうだろう、というのです。ふるさとへの愛憎を読みとることができます。「投らば」は「ほうらば」。(酒井弘司)
私はその「愛憎劇」を詠んで欲しかった(哀)。
今日は本やCDが沢山届きます。さて何をご紹介しようかな?
モーツァルト&フォーレ:レクイエム (他)
ミシェル・コルボ指揮
[2CD]
>説明
『クラシック名盤999ベスト&モア』シリーズ第2期。ミシェル・コルボ指揮によるモーツァルト&フォーレの「レクイエム」を収録。以前にも「不滅」と称される名盤をこの曲で残しているが、このデジタル録音では一層探求を施した成果を示しながら、一歩前進した内容を提供。 (C)RS
レーベル ユニバーサルミュージック(エラート)
今日は「フォーレ」の「レクイエム」(とオマケの曲)だけ感想を述べます。
演奏は
マガリ・ダミ(ソプラノ)
ピーター・ハーヴェイ(バリトン)
ローザンヌ声楽&器楽アンサンブル
1992年のデジタル録音だけあって音は抜群に良いです。'72年盤と同じくフルオーケストラと大合唱団のための編曲版(第三稿)ということで、迫力と音の厚みがスゴいです。全体の造りは'72盤とほぼ同じ。しかしよりドラマチックな演奏となりました。"間(ま)"の取り方が少し大袈裟かな?テンポが非常にゆっくりしているかと思えば緩急自在で、ピアニッシモからの長〜い長いクレッシェンドの末のフォルテッシモへの盛り上げ方は聴いてみないと解らないでしょう。重たい所は非常に重く、軽い場所では小鳥が舞うように軽く。説明文に有ったように「表現が深化している」のは素晴らしい。
けど私個人的には'72年盤の方が好きです(笑)。
賭ける男
ギャビン・ブライアーズ
>説明
作曲家/ベーシスト、ブライアーズのポイント・ミュージック第4弾。「賭ける男」「サウス・ダウンズ」他を収録。 (C)RS
>曲目リスト
賭ける男#4
賭ける男#8
賭ける男#3
賭ける男#9
賭ける男#10
婚約
ノース・ショア
サウス・ダウンズ
レーベル マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
いわゆる現代音楽のライトヴァージョン、とでも言えばいいのか?
30年前に好きになった時の静謐さや穏やかさより、さらに実験的になったようで私にはちょっと…え、1997年の作品!
こんなに急に変わっちゃうんだ音楽家って…(愕)。
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