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2020年10月15日08:47

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気軽に『痩せれば』とか言わないで欲しい。

ストレスで食べてしまう。食べてしまった事に罪悪感を持ち、喉に指を突っ込んで吐く。
私も何度も経験した。まさに吐きダコが出来てました。

『食べる』イコール『生きる』食べる=生きることである。
『痩せろ!』と言われるのは、言い方を変えると
『食べるな!』ということであり、言われた方からすると『生きるな!』と言われたのと一緒で、
存在の否定に繋がる。
しかも痩せたいと思っている人間は人に言われるまでもなく、日頃から『痩せたい、痩せたい』と思っているのである。

その常日頃から『生きること』に制約をかけてる状態なのに、
さらに人から『痩せろ!』=『生きるな!』と
言われると追い詰められて発狂するのである。

指摘するほうはその人の為を思って軽い感じで
『痩せたほうがいい』と言いがちだが、それはやめたほうがいい。
もし、大切な人に健康面なので本気で痩せてもらいたい場合には、ただ言うのではなく、気持ちを行動で表す他はない。例えば、その人用にカロリー計算をして
バランスの取れた食事を用意するとか、一緒に
歩くとか、筋トレするとか。言うだけでなく共に寄り添うことが出来なければダメで、そうまでしてと思ってしまうのなら、相手に対してそこまで本気で痩せて欲しいとは思ってないので、気軽に『痩せろ!』=『生きるな!』とは言わないで欲しい。

私もよく『優しい人』と言われる。
私は自分で自分を『優しい』だなんて思ったことはない。
正確に言うと優しくしないと『嫌われる』から
仕方なく『優しい』のである。
なぜ、そんなに『嫌われる』ことを恐れているのか。
それは幼児期に親、特に母親との関係に原因があるんじゃないかと思っている。幼児にとって親から『嫌われる』というのは
恐ろしい。食事1つとっても親から嫌われたらさせてもらえない。それはまさに死を意味するようなものである。
親に嫌われたら生きていけない、という強迫観念が友達、恋人、職場の人間関係に広がり、いつもニコニコしなくてはならない、いい子、良い人でなければならないと思い込んでしまう。
嫌われたら不利だ、大変だ、生きづらくなると思ってしまう。

だから社会生活が苦痛である。
そのストレスで過食嘔吐を繰り返したり、
パニック障害も経験した。
今はエンパスやHSPという言葉があって
ほとんどに当てはまる。
人の気持ちに敏感であることは、一早く危険を察知出来るので、
自然とその感覚が身につくのである。
敏感すぎて、残酷なニュースやドラマなどは正視出来ない。
具合の悪い人といると同じ症状になったりもする。

今はSNSがあるので、このように自分の辛かったことを
発信出来る。とても良いことだと思う。
同じ悩みを持つもの同士、共有、共感、支え合って
ともに乗り越えて欲しい。
同じ悩みを持つもの同士なら
否定ではなく、解決でもなく、『そうだね』、『つらいよね』
と共感しあえるはずだから。

■ 「優しい人」が摂食障害になるまで…大学生が語った、3年前の体験 「ただ受け入れる」という優しさ
(ウィズニュース - 10月15日 07:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=220&from=diary&id=6268819
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