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2020年12月21日20:29

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年末恒例になってはいけない、映画感想総まとめ1

今年もあと11日か、びっくり。

なんとなく確認してみたら、抜けがなければ今のところ今年の映画鑑賞本数は86本だと思います、今年の初めに作った写真のアルバムに今年も100本観られるといいな、って書いてあったけど、まさか世の中がこんなことになるとはね。

いろいろありましたがそんな中、86本はなかなか観られた方だと思います。

あと11日あるからもう少し本数増えそうだけど、まぁ、いけて90ぐらいかな。

というわけでちょっとずつ、、映画の感想などを、、


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<strong>1「リチャードジュエル」</strong>オススメ度:4

実は今年1本目、久しぶりの試写会が当たったんだったな。

クリントイーストウッド監督の、1996年にアトランタで起きた爆破事件のニュースの実話を基にした映画でした。そういう系のにゅーすにうとい自分としては、そういえばそんなニュースあったな、、ぐらいのイメージです。でもさすがのクリントおじちゃんなので、見事にドラマチックに仕上げてくれていました。ダメダメなリチャードがちょっと愛らしく見えてしまいます。第一発見者が一転容疑者に変わってしまい、しかも警察やマスコミまでそれまでの英雄扱いから全国民の敵扱いされてしまう怖さは、昨今のネットの炎上とかと重ねて恐いなぁ、と思ってしまいました。英雄になったり敵になったりしたリチャードだけど、最後はあ、ドラマチックではないとても一般的な感じだったんだな、というのも実話ならではでした。


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<strong>11「1917」</strong>オススメ度:3.5

これもある意味実話の映画か。映画の内容よりも、ワンカット撮影です!っていう部分が先走っていた映画でした。たしかにびっくりするぐらい長回しをしていて、防空壕でごちゃごちゃしているところ、そこから出てノーマンズランドに飛び出すシーン、そこからとことこ歩いて進んでいくシーン、、まるで自分もその場にいるような不思議な没入感がある映画でした。歩く距離がなんとなく見えるところとかすごかったなぁ。ただ、ワンカットだよ、というところが先走り過ぎて肝心な内容は意外と普通の戦争もの、という感じでした。今は戦争も情報戦、デジタル化しているから、伝令に走るなんていうこともなくなっている、なんてまさに時代を感じる話です。とにかく宣伝にやられた感じの映画でした、でもこの映画は映画館で観たい映画だよなぁ。


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<strong>12「グッドバイ〜噓から始まる人生喜劇〜」</strong>オススメ度:5

太宰治の未完作品を映画化したもので、少し前に舞台化もされているみたいでした。大泉洋のダメ男ぶりがとてもうらやま、、じゃなくて困ったもんだなと。愛人たちとグッドバイするために一芝居うち、絶世の美女を連れてきてあいさつ回りをするなんてすごい話です。クールな女医の水川あさみ、薄幸な花屋の緒川たまき、若く可憐な橋本愛、、うらやましい。闇市で見つけた実は絶世の美女だった小池栄子がといろんな意味でにかく魅力的で、笑うのは小池栄子が絡むシーンが多かったなぁ。松重豊、濱田岳、皆川猿時とおもしろい助演にも恵まれて、最後までおもしろく見られた映画でした♪


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<strong>13「メイドインアビス〜深き魂の黎明〜」</strong>オススメ度:3.5

だいぶ前に仲良くしていた女の子が好きなマンガだったので、なんとなく知っているけど、かわいい絵なのにきつめの描写が癖になる、ぐらいの情報しかありませんでした。で、実際観たらすげえ!きつめもきつめ、人が人の形じゃなくなっちゃうとは。でも不思議な魅入ってしまう内容にドキドキしてしまいました。R-15指定のアニメっていうのも久しぶりでした。マンガの方はまだまだ続いているみたいなので、ちょっと気にしてみようと思います。


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<strong>14「影裏」</strong>オススメ度:3

松田龍平と綾野剛、塩顔イケメンの2人主演の、突然の出会いと別れ、ドラマティックではない緩やかな人間関係の変化が描かれる映画でした、水辺とエロスが印象的だったな。最近は震災前震災後を描く映画が増えたなぁ、と思います、この映画もそんな感じが少し出ていました。綾野剛の繊細な演技と松田龍平の不気味さと妙な人懐こさがとてもよかったです。そんなイケメン2人にプラスして、少しだけしか出ないぜいたくな使い方で、かつ印象を残しまくった2人がいい味出していました。会っている人の光が当たっている方、表だけじゃなくて、光が当たっていない闇の深い方を見る、はなかなか強いワードでした。ザクロもなんだかエロスを感じたね。


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<strong>15「グリンゴ〜最強の悪運男〜」</strong>オススメ度:4

シカゴの製薬会社でまじめに働いている主人公が、会社の社長に騙されてお払い箱にされそうなことを知り、誘拐事件で捕まった、という一世一代の嘘をついて会社から身代金を取ろう、と考えるお話です。そこに不倫告白やら敵と思っていたら味方だと思っていたら敵とか、麻薬組織やら、、とにかく二転三転するストーリーに笑ってしまいました。しかしシャーリーズセロンはきりっとして悪女が似合うなぁ、今作の彼女はとにかく今までにない魅力がありました。


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<strong>16「スキャンダル」</strong>オススメ度:4.5

こちらも実話です、一時期話題に上がった#MeTooの声を題材にした映画でした。セクハラ暴露騒動が世界を変えてしまったものすごいセンセーショナルな話題だったなぁ。メインキャスターになりたいなら誠意を見せなさい、方法は、、分かるね?なんていう常套句から始まるセクハラは恐ろしいです、それを仕方ないと泣き寝入りせずに明るみにする勇気の映画でした。でもこの問題が解決の道を進んでも、女性の社会進出には様々な問題があるんだな、と感じずにはいられませんでした、男も女も生きていくのは大変。出てくる女性がみんなそれぞれに魅力があったけど、こちらにも出ていたシャーリーズ・セロンは凛としててすごかったなぁ、またキャストと実物が似すぎているのもキャスティング班のをすごみを感じました。


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<strong>17「チャーリーズエンジェル」</strong>オススメ度:3

前作の映画から約20年、キャストを心機一転して新たな作品として生まれ変わった新エンジェルたちの映画です。女性が戦うのを観るのはとても爽快です。総じて女性に騙される男(おれ)はバカなので、あぁ、いいなぁ、と思って観てしまいました、って直前にスキャンダルの感想書いてるんだぞ(-_-)


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<strong>18「スマホを落としただけなのに〜囚われの殺人鬼〜」</strong>オススメ度:1

前作はおもしろかったです、ドキドキしたし。今作はー、、よろしくなかったなぁ。恋愛要素とかを入れ過ぎて軸がぶれていたような感じがしました。芸人さんを出したり人気アイドルを出したり、前作同様ホラー映画の中田監督を起用したり、挑戦は感じたけどそれに対して結果が伴わなかったのかなぁ。サイコさんが出る映画は好きなんだけど、この映画に関してはあまり思い出がない感じです、あ、主題歌のKing Ghuのどろんには大変お世話になりました。


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<strong>19「黒い司法〜0%からの奇跡〜」</strong>オススメ度:3

ロッキーの続編クリードに出ていたマイケルBジョーダンがムキムキ新人弁護士になって黒人差別が残る1980年代のアメリカで絶対勝てないと言われていた裁判に打ち勝つお話、黒人さんのコミュニティ、家族の場面はちょっとグッと来たんだけど、まぁ、裁判ものの映画はけっこう多いので、普通だったと思います。でもJUST MERCYっていう原題はアツいよね。


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<strong>20「スケアリーストーリーズ」</strong>オススメ度:3.5

「シェイプオブウォーター」も撮るけどこっちの方が好きだよ、でおなじみギレルモデルトロ監督の本領発揮という感じの、外国版都市伝説的なお話、白紙の本に勝手に続きが書かれて、そこに出てくるバケモノたちに襲われてしまうという、とっても気持ち悪くていやーな感じの話でした、だから大好き(笑)でもこれはみんなにオススメはできないので3.5です、青白い女、っていう太った貞子みたいなのの気持ち悪さが群を抜いて好きでした、おれ変なの好きになるんです。


とりあえず10本駆け足で感想書いてみました(^-^;
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