この件について、また、橋下徹とやらが、マヌケなことを言っている。
そして、それに追従するオオマヌケが湧いている。
賭け麻雀が違法なのがおかしい、というようなことを言って、誰かさんに援護射撃しているつもり、なのだろう。
しかし、それはとても愚劣で無意味なことだ。
いいか、橋下とその追従者の連中よ、
オマエらがどうこう言うてるのは無意味だぜ?
なぜなら、
第一次安倍内閣が、閣議決定で、
「賭けマージャンは賭博罪」
と決定しとる。
ちゃんと調べればソースの出てくる話。
肝心の安倍内閣が、「賭けマージャンは賭博罪」と閣議決定して、それを国会答弁として発言している。
衆議院の公式サイトで議事録を確認すれば、はっきり賭博罪だと言ってる。
2006年12月19日の鈴木宗男の質問に対しての答弁でな。
だから、オマエらや橋下ごときが賭けマージャンは悪くない、みたいなことをいくら言っても、まったくの無意味。
安倍晋三の過去発言が間違いではなく、否定されるべきモノではない、という前提に於いて、その発言を素直に適用する限りでは、
黒川某は、賭博罪を犯している。
安倍内閣による閣議決定およびそれに立脚した国会答弁で、賭け麻雀は賭博罪、と明言して、それが公式の記録として残ってるんだ。
あー、でもね、ココまでのハナシ、ちゃぶ台ひっくり返すようなことを言うよ?
実は、あんまり、賭け麻雀の話をメインにしてはいけないんだよな。
黒川某については、2つの問題があるワケよ。
一つは、この、賭け麻雀であり賭博罪をやらかした、というハナシ。
もう一つは、2020年の2月で定年による任期切れを迎えていたにもかかわらず、法的根拠もなく不当に、検事長が黒川であるとされたこと。
黒川某の問題は、まずは、その資格なく不当に検事長として振る舞ったことであり、その不法が裁かれなければならないのだけれど、
賭博罪の追及「だけ」が光を当てられて、ハレーションを起こして真の問題が見えなくなってしまっているきらいがある。
もし、賭博罪だけを追及して、検事長として二月の時点で資格を失っていた事を追及しないのであれば、
それは、ダメだ。
たとえるならば、
東京で殺人したあとで大阪に逃亡してそこで強盗をして、捕まったヤツがいて、
強盗で捕まえたから、強盗で裁きました、その時、東京での殺人の件はスルーしました、強盗で裁いてるからもういいじゃないか
…とはならないよね、というのと同じようなこと。
黒川の賭博罪を犯したこと…よりも、さらに、追及すべき問題として、
2月以来不当に検事長を僭称しその職分を冒していたことを、まずは問題視しなければ、ダメ。
そっちの方が大問題。
黒川の賭博罪にこだわり、その処分として適切なのが訓告程度か、それとも懲戒免職相当か、というのも、本来なら決して軽い問題ではないが、
より大きな、巨大な、前代未聞の大問題として、定年で退官すべき身でありながら、不法にその職に居座ったことをこそ、
優先して追及し、裁くべきなのだ。
にもかかわらず、もし、賭博罪「のみ」を問題とするとしたら、
それは、賭け麻雀が賭博罪ではない、というのと大してかわらない、オオマヌケなことなのだ。
■黒川氏、「点ピン」で賭けマージャン 法務省が調査公表
(朝日新聞デジタル - 05月22日 23:37)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6092242
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