■成田で4人の感染確認 インドネシアとブラジルから帰国
(朝日新聞デジタル - 05月31日 20:56)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6102519
この記事で本当に読むべきは感染者が全員無症状ということだろう。
なのに、コメントを読むと、感染者叩きばかり。まあ、mixi民、特にニュースコメに書き込んでいるのはウヨ率が高く、程度の低い輩ということもあるかもしれないが(程度が低くなかったらウヨらない)
なんか、緊急事態が解除になったとたん、テレビのニュースでも、営業を再開した繁華街や観光地をやたら取り上げている。勿論、そういった産業に従事している人たちは死活問題だろうし、対策もちゃんとしての営業ではあるけれど、なんか、「コロナ終わった」みたいな雰囲気を醸しちゃってて、なんかモニョモニョする。だってさ、まだまだ毎日感染者も死者も出てるんだよ。
このまま低い数字で終わればよいけど、空港で発見された人が全員無症状ってことは、国内にも無症状者がうようよしててもおかしくなって事だよ。
緩みというとなんだけど、どこかで警戒感が薄れているのは、海外の惨状に比べて、大したことになっていない(こういうと、亡くなった方々の遺族や医療従事者の方々には悪いけど)。万単位で死者が出ている国に比べると、日本の死者数は少ないってこともあるんじゃなかろうか。
いや、死者が少ないのは非常によい事だ。よい事だが、それをもって日本の対策が良かったとか、日本人の衛生概念が優れているからだといった新たな日本すごい教が生まれてら、いろいろな意味でヤバイ。
https://diamond.jp/articles/-/238555?page=6
「「コロナ収束は日本人のマジメさや清潔さのお陰」という勘違いの恐ろしさ」
この記事にもあるし、他のところでもさんざん言われているが、アジアは欧米に比べてダントツに死者が少ない。その理由にはBCGとか、実は流行る前に感染していて免疫が出来ていたとか、アジアと欧米ではウイルスの型が違うとか、生活習慣の違いとか、いろいろ言われているけれど、全ては仮説。つまりは解らないが現段階では正解なのだ。
で、「日本人、衛生概念トップ説」はその仮説のひとつだが、これこそ、疑わしい。じゃ、アジアは欧米に比べてそれほどダントツに衛生概念が強いのか、つか、フランス人とかイギリス人ってそんなに不潔なの?にもかかわらず、日本人の衛生概念があ、なんてほんわかしたことをテレビどころか、専門家ですら言ってる。
これは、容易くヘイトに結び付くリスク以上に、第二波の感染がすごい勢いで拡がっちゃうというリスクを含んでないかねえ?
今回、たまたま運よく少ない犠牲で済んだ。それでも、検査すら受けられず自宅待機のうちに亡くなった人も何人かいる。日本の国民当たりのICUの数は、イタリアより少ないのだ。医療体制の拡充を、といっても、医者や看護師はそうそう短期間で養成できるもんじゃないし。
まあ、うちらに出来ることといえば、せいぜいマスク手洗いと、経済壊さない程度に不要不急の外出を避けるくらいしかないけれどさ。
できれば、企業側はテレワーク化できる業種セクションはよりテレワーク化を推進してほしいものですが。それこそが本当の働き方改革でしょうからさあ。
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