『どこへ出しても恥かしい人』
4月3日より出町座、4月4日よりシネ・ヌーヴォ、順次、元町映画館にて公開
シンガーソングライター、画家、詩人、そして永遠のギャンブラー
友川カズキの2010年夏を追いかけたドキュメンタリー。
友川カズキぱ1950年秋田県生まれ、
20才の頃で岡林信康の歌を聴いて影響され歌手を目指す。
1974年に宇崎竜童に見出され「上京の状況」でレコードデビュー、
「生きてるって言ってみろ」など多数作詞作曲を発表、、
ちあきなおみに「夜へ急ぐ人」を楽曲提供するなど活動を広げる。
今も川崎の小さなアパートで暮らす友川は、
一日の大半を20年来のめり込んでいる競輪に費やし、
合間にライブで歌い、合間に絵を描く。
競輪が病気なら生涯治らないでほしいと豪語する。
競輪場で券を握りしめて叫び、寝ながらテレビを見、
酒に酔い、仲間とセッションし、噴水で水浴びし、
そしてまた競輪場へと戻ってゆく。
自堕落な、逸脱した、でも自由で、ある種幸せな、
アーティストの生の生き様が不思議だ。
監督は「或る山」の佐々木育野
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