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2020年03月22日23:14

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「そして、ぼくは旅に出た」&「EDIE」

 山にかかわる本を読み、映画を見ました。
本は私の大学ワンダーフォーゲル部の後輩が出版し、梅棹忠夫の名を冠した賞を受賞したもの。私の出身大学はほとんどがサラリーマンになる中、著者は自然の素晴らしさを伝える写真家になることを志し、アメリカの有名な写真家に弟子入りすべく、北米の奥地まで湖水をカヤックで渡り、間はかついで歩き、たどり着くというもの。今日まで、組織人として生きてきた自分にとって、こういう人生にあこがれも感じました。効率、成果を追い求められる人生(そのかわり安定した収入が得られるけれど)とこういう自然と対峙しゆったりと時には自然の厳しさと戦いながら、いかに人間のは自然の前に無力かを実感する人生とどちらが、死ぬ間際に後悔しないかと考えさせられました。OB会でもぜひ講演してもらいたいと考えてるようですが、北米の狼を撮影するのが、夢みたいなのでなかなかスケジュールがあわないようです。
 映画は83歳の女性が、夫の死後、好きだった父が一緒に登ろうとしたアイルランドの山に一人で挑む過程を描いたもの。最後に主人公が助けを借りたけれど、山頂にたどり着き、ピークからの眺めが広がるシーンでは思わず目頭が熱くなりました。山に行くたびに高齢者が多いのに驚きますが、皆こんな感動を求めるのだろうな・・・今年は久々にテントをかついで山に行くぞ!と決意を新たにしたけど、トレーニング不足は否めない?
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