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2020年01月03日20:05

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エジプト旅行

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

昨年末、エジプトへ8日間の旅に行ってきました、という書き出し予定だったのですが、出発日に家を出ようとしていた時、旅行会社から電話。
飛行機が整備のため飛べないので連絡あるまで自宅待機、との事。

翌日連絡があり、料金は同じで７日間で参加するか、キャンセルして料金全額返却かを決めてほしいとの要望あり。

仕方なく参加を選んだが、ツアー参加者２０名中１８名が参加していた。
少しでも料金の返却を、と交渉したがゼロ回答。　契約書に記載されていた・・・

割り切れない気持ちで飛行機は飛び立ったが，カイロに着くと旅行モードに

気温は予想以上に寒く１５℃前後で、夜はダウンジャケットが欠かせない。
半袖の服や短パンは１日も着なかった。

エジプトの観光スポットはカイロやピラミッド地帯の北部、神殿や墓地遺跡の多い古代都市テーベを中心とした中部、アスワンハイダムやアブ・シンベル神殿のある南部。

北部観光ではカイロにある「エジプト考古学博物館」見学は欠かせない。
ツタンカーメン王の秘宝群はほとんどここに移されて展示され見応え十分。
エジプトの墓はほとんどが盗掘されているが、１９２２年奇跡的に盗掘を免れた状態で発見。小規模な墓だったのが幸いだったようだ・・・

そしてピラミッド群。北部にはクフ王等の３大ピラミッドはじめ３０基以上が確認されているが、どれからも王のミイラどころか遺宝、装飾もないので王墓だったかどうかも解明されていない、とか・・・

３大ピラミッドを見守るように高さ２０ｍの「スフィンクス」が鎮座（写真①）
これも何のために建造されたか謎で、正にミステリーエリアだ

中部観光は、古代エジプトの繁栄期で紀元前１５７０年頃から約１５０年間、首都として栄えた「テーベ」を中心としたエリア。

ナイル川をはさみ東岸には神殿群、西岸には葬祭殿や王家の谷がある。
広大な敷地に建つ「カルナック神殿」はエジプト最大の神殿で、巨大な建物や像にはびっくり（写真②）
その他「ルクソール神殿」、ツタンカーメンの墓のある「王家の谷」など見応えのある遺跡が多い。

南部観光では、「アブ・シンベル大神殿」が欠かせない（写真③）
近隣諸国を威嚇する目的で築かれた建造物群のひとつなのだが、岩山に掘られた岩窟神殿で、奥行きは６３mもある。

アスワン・ハイダム建造により一時水没の危機にあったのだが、ユネスコの救済により遺跡を多くのブロック分けて、６０ｍ以上の高台に移設されたものだと聞きビックリ