第十二話「演習本番」
承前
バスで待機中、モグラはすることがない(スマホを持っていない(笑))ので、ひたすら外を流れる観客の行進を見ています。
流れの中には、一般客だけでなく陸自の隊員や米軍の兵隊さんも混じっているのですが、中には怪しいのが居るんですね。
も:「あれはコスプレだね」
そう、一見陸自の隊員に見えるのですが、よく見ると違うぢゃねぇか、というのが結構混じって居るのです(笑)。
お店で色々と簡単に手に入るそうなので、好きな人はここぞとばかりにやっちゃうんですね、コスプレ(笑)。
というわけで、2時間ちょっとの時間潰しにも辛いものがありましたが、モグラ達三匹は11時の開演?に間に合うように、もう一度トイレに行ってから再出発したのでした。
これ以降は本番になります。
左手の方から、ヘリコプターが飛んで来て、我々の真上で「空の神兵」が次々と降下します。
モグラも必死でデジカメを操作しましたが、残念ながら碌な絵が撮れていませんでした。
この日は、米軍の空挺部隊も参加して居たので、プロペラ機やジェット機からの降下も見られました。
段々降下人数が増えて、三人から五人、十人・・・数えられんまで(笑)。
結構凄かったので、客席から歓声も上がりました。
降下訓練自体は1時間程度だったでしょうか。
その後、地上での敵部隊制圧戦のシミュレーションが行われていたのだと思いますが、前に書いたように、モグラには発砲音しか聞こえなかったので、想像するしかありません(笑)。
ああ、ヒトロク式機動戦闘車が見たかった。
演習は、ぼちぼち終わりに近づいています。
エヌともっちーは、動画をばっちり収録したみたいです。後で見せて貰いましょう。
バスへの帰着時刻は12:40となっていましたので、残り10分ぐらいになったところで三匹で撤収します。
モグラの正直な感想は、「ああ、やっと終わった」でした。
次に参加する時は、やっぱりジャンパー着て来よう(笑)。
続く
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