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2020年01月13日21:05

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象徴的に感じる静岡学園優勝とU-23代表敗退

今年の高校サッカー選手権、静岡学園が24年ぶりの優勝かあ。
王国復活とも騒がれてるように、ぼくらが子供の頃は「静岡県=サッカー」っていうくらい圧倒的だった。
だけどJリーグができてサッカーが全国規模で盛んになると、なかなか勝てなくなってくる。
これは別に静岡のレベルが落ちたわけではなく、周囲のレベルが上がってきて、相対的に静岡の優位性が薄れてきたからなんだろうな。


そのことでプライドもずいぶん傷つけられただろうけど、腐らずしっかり強化を続け、四半世紀を経て、また頂点まで登ってみせたのは純粋に感嘆してしまうよ。


今回優勝したからといって、また以前のように静岡が突出して強くなることはないだろうけど、それでも今はてっぺんで振り向き「下に向かって」静岡王朝ここにあり!と健在ぶりを大々的に誇るのは全然ありだよな。


逆に昨日はU-23アジア選手権で日本代表が連敗し、グループリーグ敗退が決まってしまった。
東京オリンピックの予選も兼ねてる大会で、開催国として出場が決まっている日本はそもそもモチベーションが維持しにくかったり、その他もろもろの理由や事情もいろいろあったんだろうけど、それこそJリーグが発足して以来初の屈辱だ。


ネット上でも森保監督解任とか叩かれまくってるが、解任されるにしろ留任するにしろ、こんなのはオリンピック本選で結果出せば、「焼き土下座」とか言って都合よく自分たちで水に流して簡単に掌クルックル返すだけのことだし、出せなければさらに叩かれるだけのことで、これまで何度も繰り返されてきた話だ。


ただこの結果には、別に思うところがあります。
Jリーグ設立前の日本はオリンピックに出るのも難しかった。
これは当時のアジア全体のレベルが相対的に日本より上だったことを意味しているけど、今回の敗退は日本の突出を許してきたアジア全体が、またレベルを持ち上げてきたことを象徴する結果なんじゃないでしょうか。
決して日本だけに問題があるわけじゃない。
それはアジア各国の強化に対して失礼ってものでしょう。


四半世紀突出してきた日本がアジアで埋もれはじめた次の日、四半世紀埋もれてきた静岡がまた這い上がってきてみせた。
これはなかなか象徴的だなと。
これからの日本のアジアでの戦いは、これまでと別種のものになっていくかもしれない。
だけど同種のそれを戦い抜いた静岡の姿は、日本の勇気の源泉になりうる。
その意味でも静岡は、やはり日本の「サッカー王国」だなとあらためて感じます。




静岡学園が24年ぶり2度目の選手権制覇! 青森山田は2点差を逆転され連覇ならず
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=138&from=diary&id=5934172
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