今思うと
結局なんだったのか
白浜のあっちゃん事件。
ひたすら不思議だが
つじつまだけは合っていて
事実としか思えない彼女の話。
生死感だとか
タイムスリップがどうこうはともかく
廃止された
南海の急行きのくにに乗って
19歳の彼女は先週、30年前の白浜に行ったのだ。
当時の運賃 500円少々で。
その話は事実としか思えない
つじつまが合っている。
もし全てが嘘だったとしても
何のため？
こんな壮大な嘘をつく理由など
彼女にもMにも無い。
だがひとつ
帰りはラピートだったと言うのがひっかかる。
白いラピート。
南海なんば〜JR白浜
いつかそんな特急が
出来るのだろうか？
白いラピートそのものは
期間限定で最近現れた
しかし
白浜には行かない。
仮説だが
30年前にタイムスリップして白浜へ行った彼女が
何らかのバランスを調整するために
帰りは今から30年後の未来の電車に乗って帰ってきたのかもしれない。
南海が白いラピートで白浜へ乗り入れるなんて計画
今のところは無い。
しかし
である。
ようやくここで
長い前置きを経て
本題に移るのだが
先日
白浜へ行く381系くろしおが引退した。
その話で
岸和田のアホのカトーという鉄オタの友人と盛り上がっていた
先に述べた
岸和田の所用はカトーがらみである。
後任はサンダーバード車やろ？
私が問うと
ちゃうで？
シラサギ車や！
鬼の首を取ったかのような
突っ込みでカトーが言う。
どうでも良い
681系も683系も
全部サンダーバードなのだ
元富山県民からしてみれば
ふと気付いた
いつのまにか
くろしおは
白い特急になっている
オーシャンアロー車を除き
ぜんぶ白い。
おまけに今度転用される車両は
流線型
これってラピートに似てないか？
いや
鉄オタの立場では
似ても似つかないと思うし
将来本当にラピート白浜が走り出せば
このことはどうでも良くなるが、
あまり鉄道に詳しくない人なら
この２つ
見間違えるのかも。
白浜のあっちゃんという死神が
いずれ
いつか私と対峙するのなら
死んだことにしてもらって
私も過去に行き
廃止された鉄道に乗りまくりたい。
そう縁起でも無いことを
ふと思うのであった。
厚い雲に冬の訪れを感じながら
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