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2019年12月13日15:17
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佳境】福岡にも、シンデレラは実在した��
愛ミクの皆様、いつもありがとうございます(≧∀≦)
このシリーズ、長いですが、次で終わりなので、読める方のみお進みくださいませ(*≧∀≦*)
。。。。。
M「チビ君、君の相手を紹介しよう。私の息子、リョウガだ。
君より20歳は若いかな？
ハンデだよ。君は素人だ。
子供だと言って、油断してはならぬぞ？
私の別荘で、格闘技の訓練を受けている。多くは語るまい。始めたまえ。」
とにかく、深呼吸で恐怖を紛らわす。
喧嘩もした事ないのに、
どうしろって言うんだよ。
勝てば、シンデレラさんと話せる。
コトの真相は、シンデレラさんが知っているハズ。
リ「ねぇ、お兄ちゃん。
ケンカしたことある？」
俺「。。。無いよ。
だから、君の方が強いな。
でも勝たないといけないんだ。」
リ「ふーん。僕が相手で残念だったね。お兄ちゃんは、僕には勝てないよ。」
俺「なんで？」
リ「僕、戦う練習してるもん。」
俺「毎日？？」
リ「うん。だから、体が勝手に動くんだっ。強いでしょ？」
俺「勝手に動くの？強いねぇ。。
じゃあさ、どんな練習してるか教えてよ？」
リ「あのねぇ、カラテなんだ。
黒帯なんだよ。勝てないでしょ？」
M「無駄な会話はやめろ
始めなさい。」
俺「はい。。
。。。一応戦ってくれる？」
リ「うん。いいよ。」
俺「わーーーっ
」
シンプルに体当たり。
シュッ。
かわすリョウガ。
リ「走りなれてないね、お兄ちゃん。よいしょっ
」
ローキックでスネを蹴られる。
俺「いたっ
つよっ
スネは痛いよ、リョウガくん。」
リ「ごめんね、お兄ちゃん。
練習し過ぎて、体が勝手に動くんだよ。」
M「リョウガはサイボーグのようだ。
その時に正しい動きが出来るのだ。はっはっは
」
俺「正しい動きねぇ。。」
リ「お兄ちゃん、僕が蹴った場所、赤く腫れ上がってるよ？
降参したら？」
M「降参は、認めるぞ。
。。ふんっ。時間の問題か。」
リ「僕、あまり人を蹴りたく無いんだよ。勝ってしまうから。
だから、次で終わらせるね？」
またもや、早っ。。。
。。。賭けだな。。
リ「ソリャーッ
」
俺のお腹めがけて正拳突きをする、
その時。
俺「はい、練習、そこまで
」
リ「うぐっ？？」
自動的に動きが止まるリョウガ。
俺「よし取ったぁ
」
正拳突きしてきた腕を握り、
ひねって、関節を決める。
リ「いててててて
降参、降参だよ、助けてパパーーーーッ
」
俺「練習のしすぎがアダになったね、リョウガくん。
自然に体が動かなかったろ？」
リ「勝手に止まったよ
いてててて
降参だってば」
俺「と、リョウガくんは言ってますが？ブラックさん？？」
M「くぅ〜っ
まさか練習のし過ぎを、逆手に取るとは。。
。。分かった。。リョウガを離せ。チビ君、君の勝ちだ。」
龍一「なんと。。
私にも思いつかなかった作戦だ。
やるじゃないですか、ひかさん。」
俺「体ではなく、頭を使いました笑。でも、子供で良かったですよ。
大人だったらヤバかった。」
龍一「さて、シンデレラさんを起こしていただきましょうか？」
M「。。うむ。約束は約束だ。
それくらい、私だって守る。
今起こして、呼んでくるからな。」
。。。10分後。。。
俺「シンデレラさん
無事ですか？？」
シ「ひかりん、ごめんなさい
こんな事になってしまって。。」
俺「シンデレラさん、
さっきブラックさんに聞いた。。
日本を嫌いなの？？」
シ「。。。私の家族は、この国に殺されたの。
家族のこと、話したよね？
生きるのが辛いならば、死ぬか、
周りを変えるしかない。」
俺「シンデレラさん、
俺は逆だと思っている。
過去と周りは変えられないけど、
自分と未来なら変えられると思うんだ。
こんなグダグダな俺が言っても届かないと思うけど、
それが生きる希望になるんだよ
俺の親父だって、資本主義や昔の日本の教育で人生を狂わせた部分もあった。
だから、俺らが変えるんだよ。
まずは自分から。
そして、大切な人も守る。
俺さぁ、今気づいたんだけど、
シンデレラさんの事、
女性として好きだ
俺が守るよ
体は弱いけど、気持ちなら負けないよ？？」
シ「ひかりん。。。ありがとう。
私、変われるかなぁ？？
ひかりんといたら、変われるかなぁ？」
俺「うん
良い方向に一緒に変わろうよこっちにおいでよ」
M「自分の思考で、行き先を決めなさい。もう、私は止めない。」
シ「ごめんなさい、ブラックさん。
私、行かなきゃ。。」
龍二「なんだ？起きたら話がまとまってる。
あっ、あんたがシンデレラさんだろ？
キラキラのストラップ、預かってたけど、返すよ。」
シ「あ、兄さんの形見。。。
あった。
あった
えーーんっ泣
兄さーーーん」
M「のう、龍頭と偽・黒族よ。
我々はあきらめたわけではないからな。あらゆる手段で、
このぬるい国を変えるからな。
パートナーならば、探せば腐る程いる。今日は去るとしよう。
また全面的にぶつかる日が来るだろう。さらばだ。」
黒いワゴンで、去っていくもう１つの黒族。。
俺は、周りの力を借りて、
奇跡的にシンデレラさんを救った。
シ「会いたかったよ、ひかりん。」
俺「俺もだよ、シンデレラさん。」
周りを気遣わずに、強烈なハグ。
龍二「。。。なぁ、ひか。
俺たちは帰っていいのか？」
俺「皆さんのお陰で助かりました
ありがとうございます
明日からまた、打倒・偽黒族って事で
これから2人になっていいですか？？」
龍二「。。。気まずいったら、ありゃしねぇな。帰るからな？
また来いよ？」
龍一「。。我々は帰ります。
最高の夜をお過ごしくださいね。
では。」
この流れはもしや。。。
気になるところで、
ー次回につづくー
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