■巨人・山口、大リーグ移籍を要望 ポスティングを利用
(朝日新聞デジタル - 11月18日 05:17)
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実際、ここまでにどんな話し合いがなされているのか定かではないので、
あくまで推測だけどね。
「火のないところに煙は立たない」ではないけれど、
最初から、完全な無理筋なら「ポスティング希望」は出せないでしょ?
球団には、100%の拒否権があるからね。
だから、契約内容にポスティングに関する条項があって、
山口俊はそれをクリアしたのではないか?
3年前2016年オフに、横浜をFAで出た山口は、
「4年8億」で読売と契約したと言われていた。
この当時のFA相場で行くと、
楽天は岸に「4年18億」阪神は糸井に「4年20億」と言われているので、
高くはないよね。
中日が、5年10億と言い出した結果、3年7億の読売が積んだという話になっていた。
ベイファンの罵声にひどく神経質になっていたこともあって、
基本的に「出たい気持ちがあった」山口俊は、
「誠意が見たい」的発言もしたこともあって、
「カネにころんだ汚いやつ」と一部ベイファンに罵り続けられることになる。
そういうクズファンが嫌いなのも要因だったのがわからないんだろうだ、クズには。
で……移籍初年度に例の事件を起こす。
橘高の肋骨を膝蹴りでへし折った星野仙一がいつまでたってもヒーローで、
酔っ払ってガラスを割った上に「警備員を押した、どついた」かもしれない山口は、
アンチのクズどもが声を揃えて球界追放とか叫ぶから、そりゃあ傷ついただろうね。
示談ができているし、不起訴だし。
やったことはやったことなんで、
プロ野球全体で見ても「異例な減俸」&「出場停止」のきっつい処分を受ける。
これについては、選手会から山口選手の意向とは関係なく「処分軽減」の要請が出る。
で、この年のオフ、再契約をする。
ここでだいたい、オリジナルの契約内容が見えたんだけど、
「契約を1年短縮して2年契約にする」
「現状維持の2億3000万(推定)でサイン」
ということで、山口の最初の契約は「3年7億」だったことがはっきりしたから、
読売は積んでいないし、
「別にカネを選んだわけじゃない」んだよね。
誠意も見せなかったベイは「3年5〜6億(推定)」だし、
誠意を見せた中日は「5年10億(推定)」だから、
ほんのちょっと読売がお金を多くだしていてもそれほどの問題じゃない。
で、まあまあ活躍して、契約が切れた昨年2018年オフに、
「現状維持の2年(2億3千×2)契約」をする。
ということで、山口俊は「来季分も読売とすでに契約済み」なんだよね。
任意引退すれば、その分は返さなきゃいけないし、
もちろん保留権は読売にあるので、
自由契約にはなりません。
前回のFA権行使から、4シーズン経過していないからFA資格も有りません。
メジャー移籍は、「ポスティング以外不可能」な状態。
読売ジャイアンツは、12球団で唯一、
「ポスティングは絶対に認めない」という立場をとってきました。
そりゃそうだろ。
プロ野球選手の悲願であった「FA制度が実現」して、
選手は、一定年限をプレイすれば、
「自由な移籍」(実際にはかなり不自由だけど)が可能になった。
それに対して、多くの銭ゲバ球団が文句を言いだした結果、
「金銭補償」「人的補償」が認められてしまう。
ただしこれ、制度的にFAの趣旨に反していることや、
組織の制度の違いも有り、
「メジャー球団からは取れない」
だからまず、国内FAよりも海外FAのハードルを高くして、
「海外FA取得時には結構な年齢」になるようにした。
しかしそれでも、有力選手は出ていってしまい、球団には何も残らない。
どうするか?
売り払う。
「どうせ行くなら、FA権取得前の旬な状態で売り払う」
これがポスティング。
だから、金に汚い銭ゲバ球団である日本ハムや広島東洋ならともかく、
「ポスティングはFA制度の形骸化につながる」から、
読売は一切認めない立場を貫いてきた。
松井秀喜や上原浩治がちょっと旬を過ぎてから行かなきゃいけなかったのはそのため。
菅野だって大卒でなおかつ一年棒に振っているから、
海外FA権取得は、2021年オフ。32歳ですよ。
あくまで制度に則って、それで行くなら行きなさいという読売。
実際日ハムなんかは、
「NPB入りを拒否して高卒メジャーを目指していた大谷翔平に、
最初から、5年以内のポスティングを契約内容に入れていた」
ルールのすきを突いたっていうか、江川事件的に汚いと思うんだけどどうよ?
ダルヴィッシュのときでわかったんだろうね。
数年で超高額年俸にして「メジャーに売る」ほうが、球団経営的に有利だと。
その間、超級戦力を使えるわけだし。
最近の広島もそんな感じになってきているけど、
メジャー級はそんなに出るもんじゃないんで、
国内FA権利取得と同時にポスティングが基本化しつつある。
菊池がそうだよね。
そういう読売の立場なので、
昨オフに2年契約をした山口俊のポスティングなんて、
本来は、口に出すのもバカバカしいレベルで「ありえないこと」です。
でもその話が出た。
ということは、昨オフの二年契約に条項に、
「1年目終了でのポスティングを認める」何かが書かれていたのではないか?
と予想します。
読売的にも、今季の成績から言って、
「バカいうんじゃない」って話だし。
山口俊は、今季終了後のポスティングについて、
おそらくだけど、
「クリアすべき成績」「リーグ優勝条件」なんかが設定されていたのではないか?
と考えます。
予想なんで、ポスティングオッケーになったらたぶんそんな話。
「だめに決まってるでしょ」ってなったら、
言ってみただけ〜〜な話でしょうね。
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巨人・山口、大リーグ移籍を要望 ポスティングを利用
2019年11月18日 05:17 朝日新聞デジタル
プロ野球・巨人の山口俊投手(32)が今オフ、ポスティングシステム(入札制度)を利用しての大リーグ移籍を球団に要望していることが、わかった。17日までに複数の球界関係者が明らかにした。
山口は2005年、大分・柳ケ浦高から当時の高校生ドラフト会議で横浜(現DeNA)から1巡目指名を受け、入団。16年オフにフリーエージェント(FA)で巨人へ移籍した。18年7月27日の中日戦(東京ドーム)で史上79人目のノーヒットノーランを達成。今季は先発陣の中心として投げ続け、15勝4敗、188奪三振でセ・リーグの最多勝、最高勝率、最多奪三振のタイトルも獲得し、巨人の5年ぶりとなるリーグ優勝に貢献した。
巨人からは過去に松井秀喜氏、上原浩治氏らがFA権を行使して大リーグ移籍を果たしているが、ポスティングシステムを利用しての大リーグ移籍は前例がない。
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