“観光客”じゃなくて、“消費客”を呼ばなきゃ…

ニュースで、外国人観光客はあまり消費してくれない、といった内容のことを言っていた。
当たり前じゃね？
だって、“観光客”でしょ。
観光目的で来るんでしょ。
金落として欲しいなら、“観光客”じゃなくって、“消費客”を呼ばなきゃダメじゃね？
つまり、名所旧跡など、観光名所をいくら宣伝したところで、来るのは所詮、“観光客”だよね。
でも、金落として欲しいんならさ。
“観光名所”じゃなくて、“商品”をアピールして、買いに来てくれる外国人を呼ばなきゃダメじゃね？
例えばそれは日本食、例えばそれはアニメグッズ、例えばそれはフィギュア、例えばそれはポケモングッズ、例えばそれはゲームソフト、例えばそれはウォシュレット、例えばそれは生理用品、例えばそれはラーメン・・・、と、電化製品だけじゃなくって、いくらでもあるよね？

「Youは何しに日本へ？」とか見てると、正にそういう外国人がいっぱい出て来る。
観光目的の場合、極端な話、ヒッチハイクで日本中回って、テントや寝袋で過ごして、長期滞在して必要最低限のものしか買わない、というのがいるかと思えば、逆に、目的の買いたい物があって、観光なんて全くしない、とにかく、それを買いに来た。
特に、アニメやゲーム関連のグッズとかは、正にそれ。
ポケモンセンターが目当てで、ポケモングッズをそれこそ“大人買い”して帰るとか。
「進撃の巨人」展目当てで、３日間毎日通って、これまたグッズを“大人買い”して帰るとか。
そういう人たちは、最初から“観光”は二の次で、短期間の間に何万円も落としてってくれる。
そういう外国人“消費客”を呼ばなきゃ、金なんか落として行く訳ないんじゃね？

来年のオリンピックもしかり。
「お・も・て・な・し」とか、外国人に分かりずらいイメージ戦略なんかよりも、「うまいもの、いいもの、便利な物、特別な物、日本でしか手に入らない物・・・」と、より具体的な商品アピールをした方が、分かりやすいよね。
じゃなきゃ同じ事。
観戦目的で来る人間が、そんなに金落として行く訳ないじゃんね。

と、おいらは思うのだが。
ま、当たり前の事だけどねえ・・・。