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2019年11月11日11:10

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 プラタナス        

 (2019年11月11日)

 先日、故郷へ出かけた時、小学校へ行ってみたいという4男の兄と一緒に4人で出かけました。なにもかも変わってしまったのですが一周してみようと歩きました。小さな川は堤防ができて立派な小川に水鳥が十数羽遊んでました。昔は川幅が狭いところに4個ほど大きな石が置いてありそこをうまく渡れば私たちの部落へ帰る裏道につながる最も近道なのでした。ただ水の流れの中の大石は不安定で くらくら揺れるのでバランスをとるのが難しく低学年生には無理なのです。そこを渡れるようになるとちょっと成長した自分を感じたのでした。
 運動場の中に白とまだらの肌のみごとなプラタナスの大木2本見つけました。校舎の位置は変わったけど きっと思い出のプラタナスです。4男の兄の学年が1年生の時10数本のプラタナスの苗木を枯らさぬように毎日この川から水を汲み水かけしたそうです。私は植樹された年を考えたことありませんでしたが まだ若木だったことは覚えています。6年後、「校庭のプラタナスの芽もふっくらふくらみ 私たちの卒業をお祝いしてくれているようです。」 と様々考えた中から選んで決めた卒業式の答辞の出だしの言葉でした。4男の兄とつながりが増えました。74、5年間 見守り見つめ続けてくれたプラタナスに最敬礼。これからも児童、卒業生をずっとお導きください。
小さな川の名前も知らないままに卒業しました。学校周りのお堀(堰)の続きの認識だけで名前は考えたこともなかったけど4男の兄が逆川といったとおりでした。次男の兄も姉も誰も知らないままの逆川でした。伊達政宗の母が育ったお城後の学校なのに恥ずかしいけど知って嬉しい花いちもんめ。プラタナスは鈴懸(すずかけ)の木です。
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