（２０１９年１１月１3日）
� ―�の行事として川原で 集めた石で竈を作り 手分けして運んだ材料を 持参したお鍋で煮炊きして食べるのが ”芋煮会”。
� ＿箸凌�事で食べるのが ”芋子汁”
芋煮会は小学校１年生の時から６年間続く学校行事の一つでもありました。当時は肉でなく生イカが人数に応じて配られました。集団だからこそ その中の一員として身に着くこともありました。竈を作ること その竈で火を上手に燃やすこと、お芋が柔らかく煮えなくても皆おいしいと思ったこと、仲間で助け合うこと、低学年生の面倒を見ることも 授業とは違う社会勉強いろいろいっぱい。
会社で社員親睦の芋煮会、、町内会の芋煮会、親子や親族が集まって芋煮会、大人も子供も、里芋の収穫時期に合わせて芋煮会でした。お天気いい日の川原はあっちから、こっちからも煙が上がり大賑わいでした。秋の一大イベントは 作って、食べて、飲んで、川の小石で水切り遊び、日頃の憂さを晴らし、気分は爽やかリフレッシュ。
芋子汁は各家庭の味。メインの里芋に肉、こんにゃくネギは欠かせない材料で その他、キノコ、白菜、人参 ゴボウなど何でもいいのです。豚汁のようなものです。いろいろな材料が入って家族皆でふーふー言いながら熱々を食べるおいしさは格別です。とろけるような柔らかい里芋が決め手です。収穫したての里芋があるだけで気持ちはもう 芋子汁にまっしぐら！
のどかな時代はのどかな愉しみがあり 誰もが一生懸命でした。世の中の移り変わりを今のように敏感に目を見張らなくても 大らかに過ごせた時代だった気がします。
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