長崎へ！(*≧∀≦)ノ゛/ 国内逃亡記：40

(つづき)

船内に流れていたアナウンスだと、(船に例えて)右舷側
から見た島影が【戦艦 土佐】に似ていると言われてい
たようだけど､その異様は十分に【軍艦島】に相応しい｡
けど元からこんな姿をしていたわけでなく、当初は只の
小島に過ぎず、それを明治から昭和初期にかけて周囲を
埋め立て、現在のような姿になったとの事です。

島内(炭鉱)の労働環境は厳しいものであった様子…。
戦時中は朝鮮･中国の労働者を使役した暗い歴史がある
ものの､厳しい環境は日本人労働者も同じだったみたい｡
戦後、住環境が劇的に改善されていく中、反して石炭の
ニーズが減少→閉山となった歴史がある。

後年は病院や学校、映画館、パチンコ屋までもあり、
殆ど島内で生活が完結出来ていたようです。
まだ時代的にTV等の家電製品が一般家庭に行き届いて
いなかった時代でも、当たり前のようにTVが普及して
いたと船内アナウンスで説明がありました。
(※高給取りな分、仕事も大変だったんだろうけど(汗))

オイラはそこまで【廃墟マニア】なのではナイけれども
もし、上陸が出来ていたのなら更に違った体験が出来た
のだろうなぁ…(*´д｀*)
けど、無人島になってから45年が経過し､台風や塩害等
もあり安全面の確保の問題から、どうかすると何年か後
には完全に上陸ツアーは難しくなるのかなぁと思った。
今度、長崎へオイラが訪れる事があったとしたら、また
軍艦島クルーズを利用したいな。
その時に上陸が出来たのなら本当に嬉しく思う(´ー｀*)


貴重な軍艦島クルーズを終え、港へと戻ります。
前にいた家族の旦那さんが英会話が出来るようで、近く
にいた外国人青年と談笑し､家族と記念撮影をしている｡
メアド交換もしているようで、外国語が話せるという
のは本当に世界が広がるのだなぁと感心してしまった。
オイラなんてカタコトもいいところなので、台湾出張時
には売店のｵﾊﾞﾁｬﾝに発音を鼻で笑われたもんね…。
…イイんだよっ、日本で不自由していないんだから！
(多分ね…(￣ェ￣;)ﾆﾎﾝｺﾞﾓ ｱﾔｼｲ)

(つづく)