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2019年08月20日16:10

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「何もしない」という思いやり

マスコミは「『静養』なんだから邪魔しちゃ悪い」とは思わないのだろうか?

駅前での歓迎はまだいいとして、一家水入らずで楽しんでいるところにまでマスコミに干渉されたら「相棒」の伊丹刑事じゃなくても嫌な顔をしたくなるだろう。

そこまでして天皇一家のプライベートを覗きたい日本人なんてどれほどいるのか?

「放っておく」事が相手にとって助かる、というケースだってある。


何も遠くの世界の話ではない。
エレベーターによく乗る人ならわかると思う。
自分も含めて2〜3人しか乗っていないのに、降りるときに残った人が仰々しく「開」ボタンを押す。
ボタンを押している人の体が邪魔になって、かえってエレベーターから降りにくくなってしまう。
こんな経験がある人も多いだろう。

よく考えてみれば、よほど降りる人数が多いか、降りるのに時間がかかるような人がいない限りわざわざ「開」ボタンを押す必要はない。
扉が自動で開いている間に、全員降りられる。

なんでこうなるかといえば「何もしないと『気遣いができない奴』とおもわれるから」という潜在意識があるからだろう。
特に子供は条件反射のごとく、扉が開くのと同時に「開」ボタンを押す(そして「早く下りないかな」と言わんばかりにガン見する)。

別に必要になったら、扉が閉まりそうになったらボタンを押せばいいわけで、わざわざ「気遣いできてるでしょ」アピールのために仰々しい事をする必要なんてない。


「思いやり」は相手のためにするものであって、自分が良く思われるためにするものではない。


勿論「相手が本当に助けを必要としているか」を判断するのは容易ではない。
しかし「とりあえず何か行動すればいい」では、ただの自己満足だ。


「こうすれば100%上手くいく」なんていう方法は存在しない。だから人間は常に「選択」するのだ。













■天皇ご一家が那須で静養 愛子さま「海で日焼けして…」
(朝日新聞デジタル - 08月19日 22:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5753964
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