「女子高生の活用」って？

「女子高生の無駄づかい」を描いた作品、という事は逆に言えば「女子高生（ブランド）は『活用』するものだ」という前提があることになる。

何をすれば「女子高生の活用」になるのか？

おそらくほとんどの人は「恋愛」に答えを見出すだろう。
彼氏を作ってデートして、イチャイチャする。それを「活用」だと思わされているはずだ。

そうなると「女子高生は彼氏がいないと『浪費家』扱いされる」わけだから、血眼になって「男漁り」に励む。
そして「彼氏います」アピールをする事で、悪く思われないようにする。

ここからが本題だ。
アピールすることが第一なのだから、そうなると彼氏はもはや「ブランド物のバッグ」のような扱いになる。
アピールするためには当然、周りが羨むようなものでなければ意味がないからだ。
具体的に言えば容姿端麗なのはもちろん、社会的ステータス（学生で言えばメジャーな部活に入っている、等）も必要になる。

そうなると果たして「アピールできる男」と「好きな男」は一致するのだろうか？


恋愛は自分のためにするものであって、だれかに見せびらかすためにするものではないだろう。
「彼氏がいない女子高生」のどこがいけないというのか？
女子高生ブランドは好きに使えばいい。部活をやるもよし。バイトをやるもよし（禁止されていなければ）。友達と遊ぶもよし。勿論恋愛したいなら、それもよし。

周りの人間も、若い女性に対して判で押したように「彼氏いるの？」と聞くのはやめるべきだと思う。
「彼氏もいないの？恥ずかしくないの？」という遠回しのプレッシャーになりかねないからだ。







「女子高生の無駄づかい」女子高生が水着で武装すれば無敵じゃないか？第8話先行カット
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