7月2日
梅雨空が続く日々。
山以外は出不精な私はうちに一日いてもあまり苦にならない。
山の計画を練る日々。
だが、相方はストレスがたまっている。
ということで、温泉にでも行こうという話になる。
だがドライブ好きの相方、そこは近場の温泉にはならない。
うちから車で1時間半くらいかかる古座川の奥の美女湯(みめゆ)温泉に行こうと言う。
面倒くさいが付き合うことにする。
まず途中の一枚岩に行く。
雨の多い時期だけ見られる滝が一枚岩の真ん中にできている。
そして美女湯温泉。
ここは工事で掘っているときに見つかったと言う温泉で、主に地元の人たちが愛用しているらしい。
普通の家のような小さな建物だ。
浴場も普通の家庭の風呂の倍くらいの広さだ。
まあ、草津温泉とは雲泥の差だが、そこは300円!設備なんてどうでもいい。
そう、名前の通り美人になればいい!!
なったかな?
そこで帰るつもりだったが、滝の拝に寄ることにする。
雨続きで滝の拝の水量はかなりのものになっていた。
いつもなら下に下りて、この岩場を歩くのだが、滑りそうで怖い。
橋の上から見ているだけでも吸い込まれそうだ。
すると軽トラで一人のおじさんが来た。
釣りの支度をしている。
そしてささっと下に降りたと思ったら・・・
一番急な滝のすぐ横まで行く。
と思ったら竿を投げ入れる。
そして次々と魚を釣り上げていく!
足を滑らせたらあっという間にあの急流に飲み込まれるだろうと思うとこちらは気が気ではないが、おじさんは平然と釣りを続けている。
後で人に聞いた話ではこれは滝の拝独特の鮎を引っかける釣りをしているそうだ。
流れが強くなれば鮎が本流より岸近くに寄る習性を知って釣りに来たらしい。
鮎のトントン釣りというそうで、エサなしでも釣れるそうだ。
ということで梅雨の時期ならではこその光景に出会えました。
しかし、相変わらず梅雨空は続く。
仕事ははかどらないし、山にも行けない日が続く。
はあ〜〜〜
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