mixiユーザー(id:7269003)

2019年06月20日23:56

32 view

6/19 フルシャ/DSOB マラ6

第1、第2(緩徐)楽章は失望が先立つ。もちろんそれなりにちゃんと弾けてたし、聴いたことのないようなアンサンブルのバランスの連発はスコアを相当読みこなしていることを示していたが、この人に求めるものは極めて高い。ドボ8のためにNYからフィラデルフィアに都落ち遠征に行かせるような期待値である。
ただ、第3楽章で覚醒し始め、第4楽章でようやく天才の片鱗を。この人の持ち味は好調時のチョンミョンフンのような天才肌のー次の小節がフォルテなのかメゾピアノなのか、加速するのか突発的な減速が入るのか実際に彼が指示を下すまでわからない、それでも音楽的なものになるという安心感は常にあるー切れ味の鋭く安定度の高い即興性。これを悲劇的の終楽章でやられるとたまらない。指揮者界でもマーケットは(というかサプライサイドは)色々ニューネーム、ニューアイドルを求めて、創出しているが、U-40世代ではフルシャが横綱の一人なのは変わらない。他は誰だろう。俺はティッチアーティ推しだが…。今確認できないが、ウルバンスキってまだ30代だっけ。
7 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2019年06月>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30