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2019年04月26日10:08

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シングルCDの話

サカノウエ、シングルCDを8月にリリースするってよ!!

「贅沢な時間」ってどんな時間だろう、と考えてみる。
わかりやすいのは、お金を使う事。そのお金で豊かな気持ちだったり、豊かな時間を手に入れる。うんうん、とても「贅沢」だ。自然の中で過ごすリラックス、海外へ旅行に出かける
、ドライブなんかもよさそうだ、趣味に時間をあてる、そんな風に「ここではないどこか」へ出かけたり、体験したり、それも贅沢だ。

去年の5月、福岡へツアーへ出向く車内で、秦基博さんの「evergreen」っていう
弾き語りアルバムを聴きながら真夜中の深夜高速を走っていた。
あまりにその音楽が、アスファルトをこする音だけが響く車内で、心地よく響き、風景に溶け込むものだから、僕は携帯に手を伸ばし検索をした。

どんな風に作られて、いつ発売されてっていう、この「アルバム」の前後のストーリーを調べるためだ。そうすると、webに、曲の解説のようなインタビューページが乗っていて、その一曲一曲を紐解くように読みほどきながら改めて、「アルバム」を聴きながら福岡へ向かった。

その時間は、とんでもなく「贅沢」で、より「豊かな時間」だったと思う。

その時に、「大人になった今だからこそ聞いてもらいたい音楽」「大人になった今だからこそ君に聞いてもらいたい曲」そんな一曲を作ろう、そんな一曲を今の感性で作りたいなとぼんやり考えていた。

そんな思いを込めて一曲が出来上がる事になる。

それが、「抑えきれない僕らのJ-POP」というこの夏、リリースされる
僕の新しいシングル曲だ。

あの日の福岡へ向かう遠征中から、1年以上の時間がかかってる計算になる。
この1年という「時間」の経過も僕が思う「贅沢」な「時間」と考えるなら
締め切りを設けず、その間に出会った「偶然」や「奇跡」のようなアイデアや発見を
ふんだんに盛り込めたらとも思って

たどりついたのが「書籍付きCD」をシングルでリリースするということでした。

「なんでこの時代にシングル??」「書籍付きCDってどういういこと??」いろんな意見をいただくのですが、それも時間をかけて吟味しながらたどり着いた一つの答というわけだ。

予算をたくさんかける「贅沢」もあると思うし、いろんな方に知ってもらうための「タイアップ」や「広告」に乗せて広く届ける「贅沢」もあると思う。
僕は、かけられる「時間」の全てを使って「贅沢な作品」を作ってみようと思ったのだ。

先日、この「抑えきれない僕らのJ-POP」のための「対談」を行った。
もちろんこの曲にまつわる書籍付きCDに寄稿するための「対談」で
あることは間違いないのだけど、僕らにとってのいつの時代も流れる「メロディ」、「言葉」「J-POP」それって「何??」ってことを色んな時代を彩ったヒット曲や、色褪せない名曲やエピソードと照らし合わせながら、語り合った「対談」。

僕が、福岡へ向かう時に、一曲一曲の解説を紐解きながら「アルバム」を聞く時に
感じた「贅沢」を、この「作品」からも「対談」や「言葉」や「文字」からも感じてもらえたら嬉しいと思っている。

今週僕は、大阪、神戸へと遠征へ向かう。
ライブできっと、僕は、この日記で書いてあるようなことや、こんな風景を見て、最近はこんなことを感じているよと、みんなの前で話すのだろう、そして歌うのだろうと思う。

また、それが僕が次の作品へのきっかけとなる「贅沢な時間」になることを願って。

来週は、「シングルCD」っていうもの自体も掘り下げてみようと企画があがり
都内の老舗の中古レコード屋さんを巡って「シングルCD」や「マキシシングル」「8cmシングル」を探しにいく冒険、、いや、取材、、ロケに出向こうと思ってる。
その模様も「書籍」に掲載しようと思っている。

ほら、また「贅沢」で「幸せな時間」がやってくる。

みなさん、素敵なゴールデンなウィークを!!









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