平成も終わるので、最後に書いておきたい。
今上天皇陛下は凄い方だったと改めて思う。
天皇という、制約だらけの環境で、いくつもの改革を自らの意思で成された。
これはもっと評価されていい事じゃないかと思うのだけどなぁ。
警護の人間を出し抜いて銀座に遊びに行くユーモア。
初めて民間から皇后を選んだこと。
年間200以上の行事出席、1000件の書類を通すっていう普通に激務をこなし、
皇居の周りに林立する丸の内やらの高層ビルも許容して(京都の坊主より寛容)
震災後には周りと同じく皇居も計画停電を実施したり。
生前退位で元号変更を悲しいものから目出度いものに変えた。
日本人の意識って時代やメディアによってコロコロ変わるけれど
天皇陛下ってずっと「平和を望んでいます」でブレがまったくない。
だから天皇を認めたくない左翼もどこかで認めざるを得ないし
天皇を過剰に持ち上げたい右翼もどこかで距離を置かざるを得ない。
あのバランス感覚。
で、この辺は周囲からの反対を押し切って意思を貫徹して実行してるんだよね。
天皇だからじゃなく、ひとりの偉人として凄い人だと思うんだけどな。ほんとに。
■天皇陛下、きょう退位 午後5時から「退位礼正殿の儀」
(朝日新聞デジタル - 04月30日 06:12)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5602155
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