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2019年02月20日07:54

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木を見て森を語る

この記事はニュースとして配信されていますが、実際は本の宣伝でした。

わざわざ「日本で」と言ってるってことは、日本以外では天才が育つのか、と言うのが気になります。

僕は海外の映画やドラマを見るのが好きなのですが、他人の足を引っ張ったり、才能を潰したり、そんなストーリーは枚挙に暇がない程あります。

この記事に書かれている他人の才能を妬んだり理解できずに才能を潰すことがことが、日本独特のことでないなら、そもそも「日本で」と書く必要もないと思います。

記事では、もしも米津玄師さんがクラシックの先生に師事していたら、と言う例を挙げておられますが、こんな「たられば」を、さも真実であるかのように語られてもね、困ってしまいます。

例えば「羽生結弦くんがフィギュアスケートではなく野球をやっていたら」と言うのを考えてみます。

もしかしたら、たいした才能も発揮できず平凡な会社員になっていたかもわかりませんし、もしかしたら、プロ野球で年間300本のヒットを放つ打者になっていたかも知れません、そんなん誰にもわかりません。

米津玄師さんがクラシックの先生に師事していたら、もっと早く才能が開花していたかも知れないし、クラシックの世界で頭角を現していたかも知れません、もちろん、才能が開花しなかったかも知れません。

この本の著者が「絶対に潰されていたと思う」ことが、いったい何の証左になるんでしょうか。

僕は凡人ですが、天才よりも、この本の著者に全く共感ができません。

▼凡人は共感できず、秀才は妬む──。日本で天才が育たない理由、構造を解き明かす!
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=141&from=diary&id=5503874
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