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2019年01月26日20:59

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日本国政府専用機・新旧

(1/20撮影)

北海道・新千歳空港の端で見かけた新旧の政府専用機です。
隣接するJR南千歳駅に写真を撮りに行って偶然見かけました。

エンジンに蓋が付いて駐機中の機体は本年4月から運用開始する「B777-ER300」型機です。
(ER=Extended Range 長距離型の意味)

その後ろで機種が右方向なのが(判りにくいですが)今まで使ってきたB747-400(ジャンボジェット)です。

この時B747は丁度離陸体制に移っていました。

動画をYouTube(TKTK43)にアップしましたのでよろしければご覧下さい。

またB747のことを書いた記事をブログに載せてありますのでこちらもどうぞ。
(記事中には0-1000m加速はフェラーリF40よりもかなり早い、という興味深い話しも載せてあります。)

http://u0u0.net/PHnb


今まで使って来たB747は政府専用機としては世界的に珍しい機種だそうです。
理由は先進国でも政府専用機にB747ほどの巨体を導入している国は片手で数えるしかなく、殆どの国はB777クラス、若しくはもっと小さな機体を使うのが普通だそうです。

B747は日本初の政府専用機ですが、これはアメリカからの貿易赤字を削減するために無理やり購入させられたという経緯があるそうなので、こういう巨体を買う羽目になったらしいです。

また政府専用機はB777に変わっても必ず2機ペアで運用されますが(故障等に備えて)、これらの名称は以下となっているそうです。

Japanese Air Force One
Japanese Air Force Two

エアホースワンという名称はアメリカだけのものではないのですね。

なおTVでよく首相や政府要人が羽田から政府専用機で出かける(帰国する)様子が写りますが、政府専用機は新旧ともに通常の駐機場所は北海道・新千歳空港です。
所属は航空自衛隊なので隣接する千歳基地(誘導路で新千歳空港と繋がっている)所属ですが、使うたびに新千歳空港から羽田に回送(フェリーという)して持ってくるのです。

新千歳〜羽田間は約820km、水平飛行も25分の距離なのでジェット機にとっては超短距離と言える区間なのです。



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