大人になって気が付いたんですが、左手を使ってカウンターで食事をしている人が居ると、右利きの人と干渉するんですよね・・・・。
私は、左利きですが、箸は直されましたが、親曰く、箸の矯正で力尽きたとの事。
書いたり刃物を使ったりと、道具系は左です。
投げるのは、左利き用のグローブは高いからと、父親が頑張ったようで、右投げです。
そこは、逆だろう^^;と巨人の星を見て思いました。
左手でも右用の文具はほぼ使えます。
ハサミも大きい穴に親指入れて、小さい穴に人差し指を入れれば問題なく切れます。
筆記具は、使えない物が多いんですよね。
文字は、引いて書くように作られています。
当然筆記具も、引いて書くように作られているわけですが、左利きは、筆記具を押しながら使うんですよね。
諦めたのは、万年筆。
これは、無理でした。
ボールペンも物によりますが、使えない物があります。
鉛筆も筆圧が安定するまでは、ノートに突き刺さっていましたww
絵筆は左右どちらでも使えましたので、習字は、頑張って右で書くようにしました。
何も無ければ、右利き、左利きの割合は、半々だそうです。
ただ、文字は右利き用に開発され、筆記具も右利き用に開発されているため、その道具を使いやすいように使うため、右を多用する人が多いだけの話の様です。
その結果、世の中の道具や仕組みの大半が、右利きの人に使いやすいように作られているだけの話です。
別に理解してくれなくても困りませんし、道具ですから、大抵は工夫すれば使えますからね。
ただ、食事の道具は、直した方が生きやすいとは思いますよ。
大人になって、居酒屋や牛丼屋で困る事になります。
■左利きの私、母が矯正しなかった理由は… 「大好きな絵を奪ってまでやることじゃない」 漫画家を目指す今
(ウィズニュース - 01月21日 07:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=220&from=diary&id=5464452
左利きであることで何かと苦労が多いという21歳のイラストレーター。なぜ矯正しなかったのかを母に尋ねると、意外な答えが返ってきて……。自らの実体験を描いたという漫画が、ネット上で多くの共感を集めています。作者に話を聞きました。
【画像】漫画「左利き」はこちら。習字やソフトボールでの苦労に始まり、母が矯正しなかった理由が明らかに
「矯正せんでよかったん?」
今月9日にツイッター投稿された4ページの漫画。タイトルは「左利き」です。
小学校の習字で苦労したこと、矯正しなかった両親を悪く言われたこと、親戚に嫌な顔をされても何も言い返せなかったこと。
「生きてるだけで幸せなくらいなのに こんなみみっちいことー」と思いながらも、右利きになろうと努力して挫折したこと。
そんなある日、母親にこう尋ねたそうです。
「おかんは私の利き手……矯正せんでよかったん?」
すると母は「一応やっとったけどねー」と言って、こう続けました。
「そしたら あんた 絵かかんようになってしまってなぁ そん時思ったんや 大好きなもんうばってまでやることかってね〜」
「今もその手つかって ちゃんと絵かいとってくれてよかったわ〜」
漫画の最後は、左手を見つめながら「自分の手 けっこう すきです」というセリフで締めくくられています。
作者に聞きました
ツイッター上では、左利きの人たちからの「とてもわかります」「私も左利きで男子にからかわれてました」という声や、「左利きというだけでそんな思いをする人がいるのは知らなかった」といったコメントが寄せられ、リツイートは6千、いいねは1万1千を超えています。
作者は、漫画家を目指しながら三重県でイラストレーターをしているイチョウヨワシさん。鈴鹿市社会福祉協議会のマスコットキャラクター「かりんちゃん」のイラストなどを描いているそうです。
自らの経験をまとめたという今回の漫画について、詳しく話を聞きました。
――この漫画を描こうと思ったきっかけは
普段から実録、エッセイ漫画を描くことが好きで、今回の左利きマンガはその一部でした。
なぜこのネタにしたのかというと、幼少期から親戚、友人などから左利きについて嫌なことを言われる機会が多くあったからです。
最近、親戚に会う機会があり「ギッチョなんか?」と言われました。
向こうからすれば何げない言葉かもしれませんが、言い方やニュアンスに心が痛みました。そこから左利きについて今までの辛い経験がぶり返し、吐き出すために、この漫画を描きました。
左利きで困ること
――描く上で心がけた点は
いつも通り落書き程度で描いたので、とくに苦労などはありません。こんなに見てもらえるなら、もっとしっかり描けばよかったとも思います。
――左利きで過去に困ったこと、今も困っていることがあれば教えてください
トランプを持つと数字が逆になって見えなかったり、スープバーのおたまが使いにくかったり。しかし、何よりも困っているのは、心無い一言を言われることです。
「自分たちは左利きだから気を使ってくれって感じがして嫌い」「左利きあるあるとか興味ねぇ。お前らが右に合わせないだけで盛り上がりやがって」と言われてしまったことがあって、そういうつもりじゃないのにと。
――お母さんから「大好きなもん うばってまでやることかってね〜」と言われたのは、いつの話ですか
三週間くらい前です。今まで『なんで自分は左利きなんだ』と悩んでいましたが、この時から少し左利きの自分を好きになれました。母にはとても感謝してます。
題材は左利きですが
――この漫画を通じて伝えたかった思いは
左利きのことが題材となっていますが、左利きに限らず少数派、個人の尊重を大切にしていってほしいと思います。
利き手が違うという些細なことでも差別は起こってしまいます。そりゃ世の中いろんなことで差別や争いって起きてしまいますよね。
いま自分が何かの少数派で、人との違いに悩んでいる人はたくさんいると思います。
他の人からたくさん言われてきた言葉かもしれませんが、私が言いたいのは、『あなたはあなたらしくありのまま生きてほしい』ということです。
――多くの反響が寄せられていることについては
私のような経験をした方が多くて驚きましたし、いろんな人の左利きトークが聞けて楽しかったです。
左利きで辛い経験をしてきた方が親になって、その子どもも左利きだった場合、自分と同じように辛い経験をして欲しくないと、無理な矯正をする場合が多いみたいです。
そのことが問題を引き起こすこともあるようなので、なるべく無理はさせてほしくないです。
最近では左利きへの理解も少しずつ浸透しています。ストレスなくお子さんを育ててほしいと思います。
ウィズニュース
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