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2019年01月11日15:03

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北海道は水稲生産地が偏っているので・・。

父が亡くなる2〜3年ほど前まで、実家ではいつも利用してましたね。
それにはやはり、米は農家さんから直で30kg単位で(昔は一俵単位で)、
玄米状態のを買ってたので。

その前は農家だった祖母の家で精米してましたが、離農後は街の精米店で、
後に精米店もなくなりいつぞやからから登場した、農協敷地内にあるコイン精米機を。
帰省した折に街なかを走ってると、スーパー敷地や道路脇なんかにポツポツありますね。

30kg詰めの紙袋をクルマに積んで行くわけですけど、時々先客が2〜3人居て
終わるのを待つことがしばしば。当たり前の光景だと思っていたけど、
よくよく考えてみれば、それだけ玄米で購入している人が案外多いんだなあと。

んで、生前父はコイン精米機で精米する際、終わった後必ずホッパー横をバンバン
引っ叩くわけです。米が縁に引っ付いてる場合が多いのと、前の人がそれを知らず
残している場合が少なくないからで(笑)

叩き方が尋常じゃないもんで、母が「お父さんやめなさいって!壊れるよ!」と。
「何いってんだ!こんなもんで壊れるほど精米機はヤワじゃないんだっての!」と、
狭い建物内で一悶着が毎度の光景。(笑)

なんたってこのコイン精米機、摺った後のぬかが精米機の後ろに排出、
それはご自由にお持ち帰り出来るので、自家栽培してる人にとっては
貴重な肥料になるので中々コストパフォーマンスが高いんですよね。
毎度ごっそり持ち帰りしてました。

父の他界後、クルマもなければ母が一人住まいとなったため、
精米済み5kg袋の一般向けを購入するようになり、もう利用することが
なくなりましたが、見かける度に懐かしくなるのと同時に生前の父を思い出します。

で、記事にある「北海道の比率が思ったより低い・・」というヤツ。
これ、当然です。北海道の農業基幹状況、全体としては高いわけですが、
水稲の生産地は広い北海道にあって結構偏ってますのでね。
畑作や酪農地帯では自ずと需要がないのであまり設置されてませんし、
漁村部が多い沿岸部なんかも同様。

したがって存在するのは水稲生産地帯ですが、非農業者の少ない小さな水稲農村部では
逆に殆ど見かけません。言わずもがな、生産者宅に精米機が多くあるため、
一般住民が農家から買う際もそこで精米してしまうので。

なので、コイン精米機が存在するのは水稲生産圃場を抱える市町レベルで、
尚且つ非生産者の一般住民がそこそこ存在している街に限られる・・
といっていいかと思います。当然ながら、北海道だろうが水田地帯のない
都市部には圧倒的に少なく、観たことはあったとしても利用者が少ないのは
当たり前な話でもありますね。

札幌市内なんかでも稀に見かけたりしますが、
「今時この街でそんなに需要なんてあるんだろか・・」と思うことがあります(笑)。

東北地方の比率が高いのは、やはり全般的に水稲生産地が広がっていて、
尚且つ一般住民との混合比率が比較的定まっている市町村が多い・・
ということなんじゃないかなと思いますね・・。

■コイン精米機、使ったことある? 東北人「もちろん!」、だけど全国的には...
(Jタウンネット - 01月11日 06:10)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=241&from=diary&id=5452238
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