精神の歪み、精神の成長不全、子供を育てられないならば手放す選択で救われる命がある

私は幼い頃に母親から躾と称した暴力を振るわれていた。見かねた父親が私を母親から遠ざけると『躾なんだから手出ししないで！子供に媚びていい父親面するだけで私は悪者扱い？』と、ヒステリックに叫ぶ母親…次第に家庭に寄り付かなくなった父親、逃げ場を求めて親戚や許婚の家に入り浸るようになった私。


ある日。
母親から『アンタみたいな言う事を聞かない子供なんて産むんじゃなかった』と言われました。
つまり、自分の思い通りにならない子供には価値が無いって事だよね。


その言葉を聞いて。
私は絶対に子供を産まない、産んではいけないと思うようになりました。あの母親のように、子供に暴力を振るう人間になってしまう予感が恐怖でした。


二十代前半、自身の生殖機能と免疫機能の不全で妊娠・出産は無理だろうと診断された時には安堵しました。負の連鎖を生む温床が無い、こんな喜ばしい事を神に感謝しました。





母親は子供の教育に熱心で人当たりがいいと周囲の人たちから評価されていたので躾と称した暴力が発覚しなかったのよ、こんなにも私は苦しんでいたのに。家庭という密室には逃げ場が無いのよ。
おかげで私は自己評価の低い人間に成長しました。


そんな母親でしたが18年前に亡くなりました。
今でも呪縛と戦っています。



子供を育てられないなら手放す選択肢がある。
親になっても精神が成長していないで『ガキのまま』では育てられないよ。
暴力から逃げる勇気も必要。
ってか、逃げるという選択も出来ない程に疲弊してるのかな。





■ＤＶと虐待、逃げ場ない親子　被害者縛る「アメとムチ」
(朝日新聞デジタル - 02月22日 10:51)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5508931