第４２７３話　　芋の花が咲く

どうも、ともんじょです。

母親が訴えられました。
葉書でその通知が来たんです。
料金の未払いらしく、いついつまで下記の電話番号まで電話をかければなんとかなるそうです。
「法務省管轄支局　最終訴訟通達センター」に連絡が欲しいとのこと。
なにそれ？
それで騙せるとでも思っているのかね。
はがき１枚で出そういう通告が来ることそのものが突っ込み待ちのなにものでもなく、
ハガキに書かれてる内容もちゃんと目を通せば突っ込みどころ満載の稚拙な文面。
いったいどことの契約において料金の未払いがあったのかが詳しく書かれていない、
民事訴訟を起こすのならば、まずは被告側になるであろう家にハガキではないちゃんとした書面が届くのが筋ってもんでしょ。
それが何故、この通達センターがワンクッションしてあんた訴えられるよって教えてくるのか。
まず、法務省管轄支局ってネーミング自体なんの具体性もない部署。
法務省の管轄している支局。どこの何？
霞が関に事務所があるそうなんだけど、はがきの消印が豊島区。
そういうところだぞ、そういうディティールの低さが鼻で笑われるんだぞ。
母親も少しだけ心配そうな顔をしたけど、この突っ込みどころを徹底的にバカにしてやったら安心してくれたのでよかったですけど。
もしこれが一人住まいのお年寄りとかだったらひっかかる可能性はありますね。
自分の家だけじゃなくて、周りにも気をつけないとね。