素人落語（唐茄子屋政談の反応が…。）

先週に引き続き、今週も水曜日の今日がお休み。
これまで何度も素人落語を演じている高齢者施設にて、
「一眼国（いちがんこく）」「唐茄子屋政談（とうなすやせいだん）」を演じた。

「一…」は5/16（水）以来の5回目。とても良く出来た。
「唐茄子…」は6/6（水）以来の2回目。これもとても良く出来たと思う。
演者としては大満足。大成功である。

しかし、今回の施設は、認知症の人が多いのが特徴で、
僕が熱演している最中も、台詞を言うたびに、頓珍漢な返事をしてくる高齢者がいた。
職員さんが、その人の腕を抱え込むようにして、フォローしてくれていたが、
「やっぱりなぁ。」と思いつつも、僕は、既に噺に集中出来るように成長しているため、
気にしないで、落語を進行させることが出来た。

練習と経験の賜物だったりしてね。

それにしても「唐茄子…」は、よく喋れる。
2月初旬からの練習は、ダテではないな。

8/11（土）に、柏市の某キリスト教会にて演じるのが一番の目的。
それを高座を前倒しして、まさに実践の練習だ。いやいや練習ではなく本番。

しかし、高齢者には分かりにくかったかも。特に認知症の方ともなるとね。
人情噺だし、難しく聞こえたのでは、と心配と同時にあきらめも…。
まぁ、自分が好きな噺を喋れる。という第一の目的は達成したので良いかな。

次回は17（日）。今度は認知症の方が少ない、住宅型有料老人ホーム。
日曜日なので、その人の家族も聴いて下さる可能性がある。
飽きずに練習しなくては。呑気に頑張ろう。

それにしても、今日は暑かった。
中間休みで帰って来ている次女と、ココスの朝食バイキングに行き、
自宅の掃除、布団干し、洗濯などを終わらせて、
それぞれの噺を、一回づつ通しで練習しておいて。

次女と津田沼で買い物、そのまま学校に送り出して、その後に向かった素人落語。
襦袢が汗びっしょりであった。とても落語的充実感を味わえた。

まだ、「唐茄子…」では、涙を流す人は現れないな。
じ〜っと、僕から目線を外さずに聴き入っている人達は、結構いたのですが。

そろそろ今年も、11月の落語大会を意識してみようか。
「めがね屋泥（めがねやどろ）」なんて気に入っている噺。
10分以内にまとめられれば、これで挑戦しても良いかも。
なんて思っています。

林檎