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2018年04月19日18:25

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変人コラムニスト日記

【変人コラムニスト日記】

さて、ボクはモノを書くのが好きである。このことを現在の職業に出来たことはとても幸せなことだと思っている。

学生時代、空想好きなオイラは本を読むのが大好きで、学校の図書館の本を読破すると公民館や市立図書館まで足を延ばし、貧血になるほど本を読んだ。
その内自分でエッセイや小説を書くようになり、学級新聞や町内紙など書くようになった。

大人になり、就職すると忙しい毎日が続いたが、それでも読書好きは変わらなかった。
やがて世の中はインターネットの普及にともない情報社会となった。職場にもイントラネットが導入され、社内メールで全国の職員とメールでのやりとりが可能となり社内広報紙も掲示板という形でネット化した。

ボクの会社(公務員だったが)はワリと自由な社風で、広報紙は職員の誕生日や結婚情報などの他に職員が書くコラム欄というのがあった。内容は自由で、釣り情報や趣味、おいしいお店の紹介などなんでもOKであった。書く順番は主に若い職員が順番で担当するのだが、たまたまボクの書いた号が好評でしょっちゅう依頼が来るようになった。その内広報部から正式に毎号コラム欄を設けるから書いてみないか?という依頼が来たのだった。

ボクは快く了承し、1年という約束で書き始めたのだった。
最初のうちはイベント情報やお店紹介など気楽にやっていたのだが半年を過ぎたあたりから書くことがなくなってしまった。ネタ切れというヤツだ。

半月前にはあげてた原稿が遅れがちになり1週間前、3日前、というふうにどんどんと切羽詰っていくのだった。昼休みに書いてた原稿を仕事中にこっそり書くようになり、やがては家でも書くようになった。徹夜が続きひとり言が多くなる。

「お前ら何とかしろ!おいらがお前らにこんなに頼んだコトがあるかっ!お前らの家の前で自殺するぞ!えぇっ!」(本人だって誰に言ってんだかわかんないんだよ)
「地球のエネルギーよ!わが魂に終結せよ!っかーーーー!ポンポン!」
だんだんと奇行が目立ち始めるが、もはや誰もこのアワレなヤツを止められない。

閉めきり当日11:00
12:00が閉めきりなのにオイラの原稿と頭は真っ白であった。
ところかまわず同僚や知り合いにヘルプメールを送る。
すると東京税関の同期からこんな返事メールが返ってきた。
「この際思いっきり趣味に走ってみたら?ギャグとかさ」
とアドバイスを受けて書いたのがじゃーん!(古っ!じゃーんなんて使わないよ今時)短編ギャグ「猿の手袋」であった。

下ネタが入ってるのでマズイかなと思ったのだがそれがなぜか大ウケし、肩の力が抜けたのかどんどんネタが浮かんでくるようになった。職員からは「広報誌のアノ○○さん」と呼ばれるようになり、「しまかぜ(ボクのコラム欄のタイトル)」の異名をとるようになった。

やがて約束の1年が過ぎ、ホっとするのと同時に貯まったネタ帳を見ては名残惜しくもあったのだった。
・ ・・完

PS:MIXIは締め切りがないからいいやなぁ〜
ところでここんとこやたら書くことが頭に浮かんでくる。そういうのは一応「ネタ帳」に書き溜めておくのだが、もうmixiの更新が間に合わないほどネタがどんどん浮かんでくるのです。走馬灯のように。あたしゃもうすぐ死ぬんじゃないかねぇ。不安だよ。ねぇアンタ。どう思う?








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