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2018年01月28日18:36

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電車だと7割。

前の日記で九州の新型気動車、YC1系について書きましたが…

九州は同時に新型近郊型電車、821系の製造を発表しており、YC1系がキハ66の後継とされているのに対しこちらは415系の置き換え用です。
現在九州に在籍する415系は、1978年に製造された100番台以降の車両のみでありキハ66よりは新しい車両となります。それでもこの821系は415系より消費電力7割減を謳っており、電車はディーゼルカーより効率化が行いやすい実情を図らずも示していますね。

JR九州821系、交流近郊形電車の新型車両を開発 - 2月末に搬入へ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=95&from=diary&id=4960415

(以下引用)

JR九州は26日、老朽化した車両の置換えとして開発・製作を進めてきた新型車両2形式を発表した。うち1形式は交流近郊形電車821系。3両編成を2編成、計6両を新製し、2018年2月末に搬入予定。その後は営業運転に向けた走行試験を実施するという。

今回発表された新型車両は交流近郊形電車821系、蓄電池搭載型ディーゼルエレクトリック車両(ハイブリッド車両)YC1系の2形式。開発コンセプトは「『やさしくて力持ちの鉄道車両』JR九州の今後を担う最新技術を駆使した近郊型タイプ車両の開発」とされた。

共通の特徴として、1人あたりの腰掛座面幅が拡大し、スマートドアをはじめ、室内のダウンライトタイプのLED照明、出入口付近に足元を照らす照明を採用。車外の行先案内表示器、車内のマルチサポートビジョンを4カ国語対応とするなど車内サービスを向上させた。台車個別制御ブレーキシステムと状態監視システムで安全・安定輸送を追求し、空調装置やブレーキ装置などの機器の共通化でコスト低減も図った。

これらの特徴に加え、821系では車内に車いす・ベビーカー利用者のためのスペースを1編成あたり2カ所設置。最新技術のフルSiCを採用した主回路システムを搭載し、415系との比較で消費電力量を約70%低減したという。主変換装置(CI)・補助電源装置(SIV)の冗長性(信頼性)による安全・安定輸送の確保も。定員は407名(座席定員137名)、設計最高速度は120km/hとなる。

821系は2月末に搬入(予定)された後、営業運転・量産化に向けた走行試験を行い、性能を評価する。営業投入時期は決まり次第、発表する。(上新大介)

(以上引用終わり)

車内設備はオールロングシートとのこと。これは415系もオールロングシート化改造がされているので仕方ないですね。YC1なんかもキハ66やキハ200の手前ボックスシートを設けただけで、本当はオールロングにしたかったのかもしれません。
九州の営業用電車では現在交直両用車は415系だけで、それを置き換えるとされるこの形式がまたしても交流専用なのは関門連絡列車をどうするのかという疑問がありますが、九州の415系は現在南福岡、大分、鹿児島の三ヶ所に配備されているので、恐らく関門連絡の車両更新はペンディングとしてそれ以外の運用を置き換えていくつもりなのでしょうね。
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