『マジンガーZ/INFINITY』

『マジンガーZ/INFINITY』

2018年日本
監督：志水淳児

先日はデビルマンのリメイクで、がっかりx100だった。
しかしマジンガーは、予告がいい雰囲気だったので、つい期待してしまった。



ちなみに70年代アニメのリメイク作品で、
最も成功していると思うのが、
「ぱちんこコンバトラーV」
一曲分の尺だけなんだけど、歌も映像もめちゃかっこいい。
これなら3DCGでメカを描いても許せる、と初めて思った。
そしてキャラもいい感じに昔と今をブレンドしているし、
何より効果や演出が素晴らしい。



あ、マジンガーですが。
結果。




うーん、うーん、もうちょっと。。。



メカデザインやキャラデザインはすごくいい。
全体的にお金がかかった劇場版の雰囲気がすごく出ている。
（生まれて初めて劇場で観た映画が「マジンガーZ対暗黒大将軍」）

でもね、特に前半のありがちなSF設定が、丸ごと要らない。
並行世界だの、そこから出て来た裸の女だの、
既視感がひどい。

これも原作推しになるんだけど、
実は原作はデビルマンよりもエロい。
エロいといっても、そこは70年代の少年誌の永井豪なので、
可愛いもの。
でもそういう軽いところと、スーパーロボット同士のガッツリ熱いバトル、
それだけが観たかったZ!!!!!!

そして、重大な問題として、
OP曲は水木一郎のセルフカバーで最高に良かったんだけど、
ED曲が、なぜか吉川晃司の関係ない歌。。。
そこはテレビアニメ通りの「ぼくらのマジンガーZ」にして欲しかった。
もっというなら挿入歌の「Zのテーマ」と「空飛ぶマジンガーZ」を
入れて欲しかったZ!!!!!!





こないだのデビルマンcrybabyよりは、はるかにマシだけど、
ぱちんこコンバトラーには及ばなかった。。。
☆☆★★★