併合、慰安婦、徴用工については日本の反論の余地を認めるが、関東大震災の虐殺だけは（日本政府じゃなく）東京府民が１００％悪い。

併合にも、慰安婦にも、徴用工にも、
日本として、国家として、
「あの時点で、あの政策は、必然だった、必要だった、不可避だった」
という言い分は十分有り得るし、
冷酷に、政治学的、歴史学的に、日本の都合は、ある程度、認めてもいいと思う。

それは「琉球処分」「オキナワ戦」も同じ事。
琉球人からすれば、勘弁してくれ(苦笑)だが、
日本の立場に立てば、ある程度、言い分は認める。

しかし、関東大震災だけはアウト(笑)。弁護の余地はない。

おそらく、新羅百済の時代から、有史以来、
日本列島の住民が、朝鮮半島出身者相手にやらかした数々のアクションの中で、
一番、言い訳がきかない最悪の犯罪が、
関東大震災当時の朝鮮人（および東京弁が喋れなかった日本の地方出身者）
への大量虐殺行為である。

なぜなら、この殺人は、日本政府の方針でも何でもなく、日本の民衆の暴動だからだ。
責任は、日本政府にあるのではない。日本の民衆にあるのだ。
たとえ、日本に、併合、慰安婦、徴用工に対する道義的責任はない！とは言えても、
関東大震災の虐殺だけは、日本人に道義的責任がある。
だって日本政府の命令じゃないんだから。

云わば、「サカサマの通州事件」である。
通州事件がアウトなら、関東大震災の虐殺も同じくアウト。

もちろん、日本人の「警戒感」も判るよ。
当時の関東在住の朝鮮人には何の罪もないが、
現在の韓国人は、何でもかんでも、朱子学的正義の押し売りにしてしまう。
追悼を、日本を凹ませる道具に使いたがる傾向がある。
それはそれで、日韓問題をややこしくしている。それは認める。

しかし、それでも、関東大震災の虐殺はウソじゃないし、当時の朝鮮人に罪は無いのだ。


関東大震災朝鮮人犠牲者への追悼文取りやめ　小池知事
(朝日新聞デジタル - 08月24日 12:54)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4731629