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2017年08月07日10:47

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なんだ この おんがくは! パート2

レトロゲーをクリアしてみようのコーナー。
というわけで、サガ2同一パーティ縛りの続きです。

「全員ロボパーティ」
初代サガにはいなかったのが、このロボという種族。
こいつは戦闘で一切成長しません。
装備した武器は、すべて使用回数が半分(端数切捨て)になる代わりに、宿屋に泊まれば装備した時の回数まで回復します。つまり消耗品が消耗品でなくなるわけですね。

また、ロボは装備しているものによってステータスが上昇します。
例えば、ロングソードを装備すれば、最大HPと、力のステータスが上昇。
外せばもちろん下がります。
武器に関しては、だいたい「参照ステータス」が上昇するにようになっています。
剣ならば力、レイピアや技ならば素早さ。
ただし、魔力は一切上昇しないので、サイコダガーや魔法の書は装備させても無駄です。

ちなみに、ロボは初期能力として「麻痺/毒〇」という能力を持っていて、石化以外の状態変化になりません。
これは消せない能力なので、装備枠は残りの7つとなるわけですね。

この仕様を元に、冒険の指針を立てます。
ロボは初期装備でデリンジャーを装備しているため、序盤から意外と戦闘できます。
ただ、素早さが低いと命中率に影響するため、レイピア系は装備していきたい。
(ライトセーバー、猫の爪など)
技も素早さ自体は上がりますが、技本来の「回数が減るごとに威力が上がる」効果が発揮されません。
しかも、宿屋に泊まっても回数は増えないまま。
(これを利用した裏技がありますが、今回は真面目にプレイしました)

で、防具なんですが、鎧、兜、小手を装備した時点で、相当な硬さになります。
中盤で足装備まで手に入れたら、雑魚からの物理ダメージはほぼ無効化できる。
そのため、戦闘が楽でしょうがない状態になります。
ロボは戦闘で成長しないため、兵器類でガンガン戦っていける。
そのため、グループ攻撃の兵器を買い与えれば、雑魚戦に関しては隙なしとなります。

ロボの最大の弱点は、回復魔法や回復アイテム(コテージ除く)でHPが一切回復しないこと。
しかし、実は「使用回数のない防具などを付け外しするだけでHPが増える」仕様なので、道中であればいくらでも回復できます。
これは裏技でも何でもない(と思う)ので、使わせていただきました。

さて、こんな感じで雑魚戦はほぼ無双状態なので、人間やエスパーよりも格段に速くゲームを進めていけます。
まず最初の大きな壁が、オーディン。
ドラゴンアーマーを装備させていれば攻撃魔法はだいたい無効化できますが、グングニルの一発でほぼ即死ダメージを受けます。
ぶっちゃけ、グングニルを4回使われる前にオーディンを倒せるかどうかというダメージレースとなります。
4回くらいやり直して、オーディンが「いかずち」を連発してきたところで運が向いてきて、何とか倒すことができました。

第二の障害が、もちろんアポロン。
終盤の鉄板戦法である「癒しの杖」がまったく回復しないので、再びダメージレースとなります。
アポロンは、変身前にもダメージを与えれば、ちゃんと累積されます。
ただ、変身前は常にイージスの盾を使っているため、物理ダメージや属性魔法はすべて無効化されてしまいます。
これをすり抜けてダメージを与えるための最良の兵器が、ビームライフル。
これはロボが装備すれば素早さも上昇するお得な装備なので、全員にビームライフルを持たせて変身前からガンガン撃っていきます。
最後は、女神の心臓も使いつつ何とか倒しきることができました。

最後の障害が、最終防衛システム。
スターバスターはロボの硬さに無関係にダメージを与えてくる上に、最大500越えのダメージなので、よくて3ターン程度しか耐えられません。
こいつに勝つため、ぼくが考えた作戦は2つ。
まず1つは、ロボ専用装備「じこしゅうふく」を4つ揃えて、回復しつつ戦うこと。
1つは「いじわるなダンジョン」で拾えるので、残りの3つは敵からドロップする。
最終防衛システムのいるダンジョンに出てくる「インターセプター」がこれを落とすんですが、こいつは「自己修復」のほかにも3つのアイテムを落とすんですよ。
つまりインターセプターが運よくアイテムを落としても、自己修復を落とす確率はさらに1/4まで低下するという有様。
ぼくは二日ほどひたすらこいつを狩り続けましたが、結局、一個もドロップすることができず、この作戦は諦めることに。

2つ目の作戦は、ちょっとズルい感じもしますが「加速装置」の出番です。
このアイテムは「3つの試練の世界」にある町に売っていて、戦闘中のみ、使うと素早さが+20されるというもの。
実は、ステータス表記は99で限界ですが、内部データはもっと上まで上昇します。
(たしか255までだったと思います)
で、加速装置を戦闘中に使いまくって、素早さがカンストしたあたりで、素早さを参照する武器を使えば、大ダメージが与えられるというテクニックです。
素早さ依存の最強武器はおそらく「猫の爪」ということで、ロボ全員に加速装置と猫の爪を持たせました。

この状態で最終防衛システムに挑み、防御力で軽減できるメガスマッシュの状態になった時、ひたすら全員で加速装置。
使い切ってからいざ猫の爪で攻撃すれば、2500前後の超絶ダメージを与えることができました。
この戦法で、驚くほど簡単に最終防衛システムを倒すことができました。

総括としては、ロボは戦闘で得られるものがお金とドロップしかないので、いわゆる「RPGの戦闘の楽しみ」が減ってしまって、少し味気ないと感じます。
ただ、データを駆使して装備品を揃えれば、望み通りの結果を出せるので、そういう組み立てが好きな人は面白い編成なのではないでしょうか。

「全員モンスターパーティ」
実は、すでにクリアしたことのある編成です。
モンスターは、敵の落とした肉を食わせることで変身していくのが面白い。
自分の種族と、食った肉の種族によって、新たに変身するモンスターが決まります。
この種族が、ゲームボーイとは思えないほど豊富で、20種類くらいいます。
(正確に数えてませんが)

食い合わせについて解説していると時間がかかるので、詳しくは攻略サイトか攻略本を参照してください(投げ

さて、そんなわけで久しぶりに開始するわけですが、序盤はまあ、弱い弱い。
先生、カイ、覆面と、あしゅらを倒すまでのボス戦はほぼNPCに頼りきりです。
本番はビーナスの世界からで、ここから、何とかビーナスを倒せる編成にしていくのが苦労します。
ビーナスは属性魔法を無効化してくるので、物理ダメージをたたき出せるモンスターに変身しなければ勝機はありません。
ここで大事な稼ぎ場が、古代遺跡。
ここにはワンランク上のモンスターが出てくるので、ここで何とか「トリケラトプス」を2体くらい作るのがポイント。
こいつの「三本の角」という技が鬼のように強い。(3ヒットで600前後のダメージ)
これがないと、正直ビーナスはキツい。

次の壁であるオーディンは、ロボ編成と同じような状況になる。
しかも、他パーティのようにドラゴンアーマーで属性魔法の無効化もできない。
そのため、ここにきて初めて「イージスの盾」を使う。
イージスの盾の属性バリアは、一回発動させれば戦闘中は永続。
後はひらすら運勝負だ。

アポロン戦は、親父の「癒しの杖」が効くのでそれほど問題はない。
あとは最終防衛システムだけである。
この最終エリアで待ち構えているティエンルンとフェンリスウルフは、最強11レベルの肉であり、これを食えば以降、レベルが11から下がらないというチート肉である。
(逆に言えば、この2体以外はレベル11になれない)
4体のモンスターのうち、2体は最強レベルのモンスターになれる。
ぼくの場合、妖精タイタニアと恐竜ベヒーモスを作った。
タイタニアはケアルとフレアが使える。フレアの威力は女神に迫る。
ベヒーモスは「さいせい」を持つうえに、地震もけっこうな威力なので採用。
残りのレベル10モンスターは、イーブルアイと冥界の蝶を採用した。
イーブルアイは破壊光線が「ビームライフル」のような無属性で、安定したダメージを見込める。
冥界の蝶は「血を吸う」によってドレイン効果が期待でき、最終防衛システムからもHPを吸い取ることができる。
ただ、素早さの問題か、命中率があまりよくないので過度な期待ができないのが難点。

この編成で挑み、メガスマッシュ使用時にケアルで回復、最後はダメージレースで畳みかける作戦で勝利することができた。
正直、加速装置を使う前のロボパーティの絶望感に比べれば、まだ戦える感じだった。

総括すると、変身がやっぱり面白い。
あんまり役に立たないものの、他の種族では使うことのない能力なども使うことができるし、変身がくじ引きのような運試しというのもまたワクワクする。
強いモンスターを引いたときは「おっ!」と声が出るくらいには楽しかったです。

そんなわけで、ざっと4回まわりクリアしてみました。
こうしてプレイしてみると、サガ2の自由度と、バランス調整はすごいなと思います。
名作は何回プレイしても面白いですね。

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