mixiユーザー(id:2230648)

2017年07月31日06:17

99 view

2017年夏休み列車旅02

昨日とはうって変わって,今日は乗り鉄三昧(^^♪

☆ あさま610号&はやぶさ11号(2017年07月30日(日))
 高崎0915−0946大宮1000−1147盛岡

高崎駅の自動券売機にて,まずは盛岡までの乗車券と新幹線指定席券を確保。
(ここで大宮まで新幹線に乗るので,昨日は大宮−高崎間を在来線経由にしたのだった。)
ただ,大宮−盛岡間のはやぶさ号については,すでに指定席券は売り切れ。
そして,はやぶさ号には自由席の設定がない。
すなわち,「立席特急券」を利用せざるを得ない。
まあ,2時間弱程度であれば,デッキに立ったままでも大したことはなかろう。

あさま号の指定席については,座席位置を券売機お任せ状態で購入した。
それで指定されたのが,2列側の窓側席(つまり,E列)だった。
お任せ発券でE列が指定されたということは,たぶん隣の席には誰も来ないだろうと思ったのだけど。
いざ,高崎駅にて乗車してみると。
私の隣には,私と同様に高崎駅で乗車してきた年配の男性が着席した。
年齢60代くらい,ステッキをついていて,靴を脱いだ足には5本指ソックス。
それはそれでいいのだけれど,困ったことに,その年配男性,コロンだかヘアトニックだか分からないけど,男性用香水特有の強烈な悪臭(と,敢えて言う)を発散させているのだ。
内心で「うわぁ」と思いつつ,まあ,大宮までの30分間を辛抱すればいいのだからと,自分に言い聞かせた。

大宮までの短い時間ではあるが,ノートPCのふたをあけてキーボードを叩こうかと考えた。
私が乗り込んだあさま号は北陸新幹線金沢延長開業時に導入されたE7系(あるいはW7系)電車で,各座席にAC電源コンセントが設置されている。
ただ,ここで足元のコンセントをゴソゴソやって隣席の年配男性に不快な思いをさせるのも気が引けたので(こっちはその強烈なにおいによって不快な思いをさせられているのだけれど (^^;),ACアダプターを接続せず内蔵バッテリーでPCを起動させた。
そしたら。
PCの画面がやたらチラチラ点滅する。
これでは,キーボードを叩くどころの話ではない。
おかしいなぁ。
今朝,ホテルの部屋でPCを使用していたときには,何の問題もなかったのに。
まさかとは思うが,新幹線車内の電波状況が影響しているのか,隣席の年配男性が使っているタブレット端末のせいか。
それとも,昨晩にMicrosoftが勝手に始めやがった(私が気付いた時にはアップグレードが自動で始まっていた),Windows10アップグレードのせいだろうか。
とりあえず,後でもう一度起動してみることにして,PCをなんとかシャットダウンした。

結局,大宮まではまたも読みかけ電子書籍の続きを読みながら過ごすことになった。
ビットコインに関する話には外国人名や外国企業名等の固有名詞が大量に登場するので,外国語に弱い私には何が何やらわからなくなる部分がある。

大宮駅にて,はやぶさ11号に乗り換え。
高崎駅の券売機で発券を受けた「新幹線立席特急券」には「7号車」と記載されている。
そこで,7号車のデッキに陣取った。

列車が出発して,しばらくしてから車掌さんが検札に来たので,切符を提示した。
すると
「空席がありますけど,どうしますか?」
だって(^^♪。
というわけで,追加料金を払って指定席券の発券を受け,8号車の通路側の席に陣取ることができた。

そこで,先ほどのPC画面チラつき状況が改善していないか,内蔵バッテリーからもう一度PCを起動してみる。
しかし,状況はむしろ悪化していた。
というのも,先ほどは画面がチラつくものの表示内容が読めないわけではなかったのだけど,今回は画面がほとんど表示されず,たまに一瞬表示されてもすぐに真っ暗になってしまうという状態。
そこで,スマホでネットを検索してみると,どうやらこれは内蔵バッテリーで起動した時に現れる現象のようで,AC電源接続状態で起動すればこういうことにならない可能性がありそう。
ただ,現在乗っているE5系(あるいはH5系)車両の普通車座席には,窓側だけにしかACコンセントが設置されていない。
この先,仙台にて私の隣の窓側席の人が降りてくれたら,ACアダプターを接続して試してみることにしよう。
それまでは,なんともならない。
そんなわけで,仙台まで,またもビットコインについての電子書籍を読みながら過ごすことになった。

仙台駅では,8号車の3分の1くらいの乗客が降車して,4分の1くらいに当たる乗客が乗ってきたような印象。
つまり,12分の1くらいの座席が空いたかな,というところ。
私の隣席の人も降りていったので,列車が仙台を出て,隣席に誰も来ないことを確認してから,PCをACコンセントに接続してみた。
・・・・画面の表示が正常に戻った(^^)。
やはり,内蔵バッテリーでの起動がよろしくなかったようだ。

先ほどスマホで見た記事には,Intelの省電力機能が働いているのが問題であるようなことが記載されている。
そこで,そこに記載されている方法で「ディスプレイ省電力テクノロジー」を無効にしたら,内蔵バッテリーによる場合でも画面がチラつくことはなくなった。
これで,ひと安心。
ふぅ。

そんなことをしているうちに,はやぶさ号はほぼ定刻に,盛岡駅に到着した。
車内で車掌さんが発券してくれた指定席券は裏面が白いので,自動改札ではなく有人通路を通って改札の外へ出た。


☆ IGRいわて銀河鉄道・いわて銀河鉄道線(07月30日(日))
 盛岡1157−1305二戸

高崎から盛岡までわざわざやってきたのは,スタンプラリーに参加するため。
「東京&きたいわて 列車とバスでめぐろう!ぐるっとスタンプラリー」
http://www.tokyometro.jp/news/images_h/metroNews20170425_g18_2.pdf

このスタンプラリーは「東京ステージ」と「きたいわてステージ」との2段階に分かれており,東京ステージの期間は既に終了。
当然,私は東京ステージをコンプリートし,Wチャンスへの応募も終えている。
きたいわてステージでは,「きたいわてぐるっとパス」という切符を購入した上で,盛岡・二戸・久慈・宮古の各駅のうちいずれか2か所でリーフレットにスタンプを押す必要がある。
(きたいわてぐるっとパス:http://www.igr.jp/wp/wp-content/uploads/2013/06/gurutto.pdf

さて,盛岡駅での乗り継ぎ時間は10分間しかない。
この10分間のうちに,IGRいわて銀河鉄道の窓口にて「ぐるっとパス」を購入し,盛岡駅でのスタンプを押さなければならない。
お世辞にも時間に余裕があるとは言えないので,案内表示に従って小走りに進む。
ほどなく,IGRいわて銀河鉄道の改札窓口を発見したので,スタンプラリーのリーフレットを提示して「ぐるっとパス」の購入を申し込んだ。

ただ,この「ぐるっとパス」,発行にはそれなりの手間がかかるようで,
駅員さんが「利用開始はいつからですか」「右回りと左回りのどちらで使いますか」など質問し,その回答を券面に手書きで書きこんでいる。
こちらとしては,次に乗る電車の発車時刻まで余裕がないので,気が気でない。
それでも駅員さんは落ち着いたもので,「ぐるっとパス」利用上の注意について手際よくひととおりの説明をしてくれた。

駅員さんにスタンプの設置場所を教えてもらって,リーフレットにスタンプを押してから,急いで改札をくぐった。

乗り込んだ列車は,お隣の第三セクター鉄道である「青い森鉄道」の八戸駅まで直通する。
この「いわて銀河鉄道」も,隣の「青い森鉄道」も,もともとは東北本線だった線路だ。
東北本線といえば,我が国のいわば背骨としての運輸を担う大幹線だった鉄路。
その鉄路が,今では第三セクターのローカル私鉄になってしまっている。
もちろんそれは,背骨としての役割を新幹線に譲り渡したから。
だけど,本当にこれでよかったのだろうかという,一抹の想いを禁じ得ない。
もちろん,そんな想いは通りすがりの鉄道ファンの単なる感傷に過ぎないのだけれど。

列車は定刻に二戸に到着。
改札口を出たところの近くにスタンプラリー用のスタンプが設置されていたので,リーフレットに押捺した。


☆ JRバス東北・スワロー号(07月30日(日))
 二戸駅1415−1525久慈駅

次に乗るべきバスの発車まで,1時間以上の時間がある。
それで,駅前の交通広場をウロウロしていると,
「←二戸市街」
という交通案内板が目に入った。
なるほど,二戸駅は市街の中心部から外れたところにあるのね。
じゃあ,二戸という町の中心市街地はどんなふうになっているのだろうか。

案内標識に従って,市街地のほうに歩いて行ってみることにした。
20分間ほど歩いた地点で回れ右してそのまま戻ってくれば,バスに乗り遅れることもないだろう。

道なりに10分ほど行ったあたりから,商店がぼちぼち増えてきた。
どうせ,最近の地方都市の例にもれずシャッター街になっているのだろうと思っていたのだけど,意外にも。
確かにシャッターを下ろした店は多いのだけど,おしゃれな中国料理屋とか,手作り豆腐の店とか,定食屋とかが店を開けている。
さすが,新幹線停車駅の町(^^)。
ひょっとすると,シャッターを下ろしている店の中にも,今日が日曜日だから閉まっているだけという店もあるかもしれない。

そういえば,道路には消雪パイプのような設備が見当たらない。
このあたりの冬季積雪量はそれほど多くないのだろうか。

二戸駅まで戻ってきて,蒸し暑い中を歩き回って汗をかいたのでスポーツドリンクのペットボトルを2本,購入。
久慈駅前行きの,観光バスタイプの「スワロー号」大型バスが既に停留所に停まっていたので,運転手さんはいなかったけど勝手に乗り込んだ。
乗客もまだ誰もいなかったので,左側最前列の「展望座席」をゲット (^^♪。
買ってきたスポーツドリンクを飲みながら待っていると,運転手さんが来て,乗客が私のほかに4人ほど乗り込んできて,バスが定刻に出発したので,シートベルトを締めた。

先ほど歩いた二戸市街を抜けるあたりに,工事案内の看板が立っている。
「歩道のロードヒーターを補修しています」
なるほど,消雪パイプはないけれどロードヒーターはあるのね。

バスが進むと,二戸市街周辺ではあまり見かけなかった水田が,ぼちぼち目に入るようになる。
やはり,日本は瑞穂の国。
山がちのこんな場所でも,稲を作っている。

この「スワロー号」バスは,基本的には新幹線駅と久慈市とをつなぐ都市間連絡路線なのだと思う。
道の駅に停まったり,街中の整備された道路を走り抜けたりする。
その反面,こんな大型バスが入ってもいいのだろうかと思うような,渓流沿いの細い山道を抜けたりもする。
車窓がころころ変わるのは,面白い。
ただ,そうはいっても30分ほどもすると,いつもの通りウトウトと居眠りを始めてしまった。

そのうち,ほぼ定刻にバスは久慈駅前に到着した。


☆ 三陸鉄道・北リアス線(07月30日(日))
 久慈1606−1743宮古

まずは三陸鉄道の久慈駅に行き,スタンプラリーのリーフレットにスタンプを押す。
スタンプラリーの「きたいわてステージ達成賞」をもらうだけなら,盛岡駅と二戸駅との2か所のスタンプで足りるのだけど,せっかくだから残り2つのスタンプも入手しようと思って。

三陸鉄道の久慈駅には,「あまちゃん」にちなんだ掲示がまだまだ多く貼られている。
確かに,三陸鉄道といえばあまちゃん,久慈駅といえばあまちゃんのロケ地,なのだろう。
ただ,あまりにも「あまちゃん」一辺倒だと,この先が怖いかな,という気もする。
その例が,千葉県の銚子電鉄。

銚子電鉄は,1985年(昭和60年)4月から10月まで放映されたNHK連続テレビ小説「澪つくし」に登場したことでブームになり,「澪つくし号」というトロッコ列車を運行したりもした。
それが今日では,毎日が存続の危機と言っても過言でないような経営状態に陥っている。
もちろん,関係者はそんなことは百も承知だろう。
三陸鉄道がこの先も踏ん張ってくれることを,心から祈るのみだ。

定刻の10分ほど前,改札が始まった。
乗り込んだ列車は単行(1両)のディーゼルカー。
車内の座席は両端がロングシート,中ほどがボックスシートという,この種の車両では一般的な配置なのだけど,ボックスシートの部分にテーブルが作り付けてあるのが少し変わっている。

列車は定刻に出発。
「北リアス線」とはいうものの,しばらくは海岸線とは無縁の車窓が続く。
陸中野田駅を出たあたりで,真新しい防潮堤が見えてくるが,その堤防にさえぎられて,やはり海面は見えない。
やっと海面が見えたのは野田玉川駅の手前あたり。
海面は,重い曇り空を映してだろうか,こちらも重い鈍色をしている。

三陸鉄道の路線は,古い部分でも1970年開業(南リアス線のうちの旧・盛線の部分)なので,鉄道路線としては新しい部類に入るだろう。
そのためだろうか,トンネル区間が結構多くて,海岸線の景色を楽しめる区間は,そう多くはない。
その,トンネルが続く車窓をぼーっと眺めながら,またも居眠りをしてしまった。

スタンプを押そうと思って,三陸鉄道宮古駅の駅舎内を探して回る。
しかし,スタンプが見当たらない。
おかしいなぁ,リーフレットには18時30分までが対応時間だと記載されてるんだけどなぁ,と思いながら,窓口の駅員さんに聞いてみた。
すると,なんと,既にスタンプを片づけてしまっていたのだ。
「すみません」とか言いながら,事務室の奥からスタンプのセットを出してきたので,無事にスタンプをゲット。
でも,「酷いなぁ。それはないだろう。」と思った。

駅前では,「宮古夏まつり」とかいうことで,屋台が大量に出ていた。
そういえば今日は昼めしを食っていなかったな,と思い出して,屋台村のテントで焼き鳥とベーコン焼きと牛タン焼きを購入した。
どれも,美味かった(^^♪。

さて、ホテルにチェックインして、本日の行程はここまで。


0 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2017年07月>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031