【黒服レジスタンス】世界選手権・男子フリー(2)。

世界フィギュア 羽生が逆転V
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後半、そして最終グループ。待ち受ける、神々の領域とは。


・Maxim KOVTUN RUS
【衣装】白・黒
【曲】Iron Sky
【構成】4S、2T、4S+2T、CCoSp4、3A+3T、3A、2Lo、3S+2T*、FCSp4、StSq3、ChSq1(+0.50)、2A、CSSp3
【感想】いくつかジャンプミスがあった。しかし構成変更である程度カバーできた
【得点】技術点77.60、演技構成点78.86、減点0.00、フリー得点156.46、SPとの合計245.84

・Alexei BYCHENKO ISR
【衣装】ベージュ・赤・黒
【曲】道化師
【構成】4T+SEQ+1T*、4T、3Lo、CCoSp4、StSq3、3A+3T、3A、3Lz、FCSp3、3F+1Lo+3S、2A、ChSq1(+0.40)、CSSp4
【感想】ユーロからはかなり改善。以前はミス1つで崩れることもあったが今シーズンは安定
【得点】技術点84.26、演技構成点76.42、減点1.00、フリー得点160.68、SPとの合計245.96

・Kevin REYNOLDS CAN
【衣装】白シャツ・黒ベスト・黒パンツ
【曲】Grand Piano
【構成】4S<+2T、4T+3T、4S、CCSp3、StSq3、4T、3A<、3Lz、3F<+3T、FCCoSp4、3Lo、ChSq1(0.60)、CCoSp4
【感想】4回転4本含め全ジャンプ降りた。表現面でもかなり上達している
【得点】技術点91.06、演技構成点78.34、減点0.00、フリー得点169.40、SPとの合計253.84

・ Mikhail KOLYADA RUS
【衣装】白・黒ジャケット、黒パンツ
【曲】La reve de la fiancee　ほか
【構成】4Lz(fall)、4T、1A、3Lz+3T、StSq3、FSSp4、3A、3Lz+1Lo+2S、3Lo、2A、CCSp4、ChSq1(+1.00)、CCoSp4
【感想】大きな得点源でのミスは構成変更でカバーしきれない。表現面はいいが
【得点】技術点82.49、演技構成点82.70、減点1.00、フリー得点164.19、SPとの合計257.47

・Jason BROWN USA
【衣装】 黒
【曲】ピアノレッスン
【構成】4T<(fall)、3A+3T、CCSp4、StSq4、3A、FCCoSp4、3Lz、3F+2T、2A、ChSq1(1.60)、2Lo、3Lz+1Lo+3S、CCoSp4
【感想】ジャンプミスありながら高い技術点、そして空前絶後の表現力がある
【得点】技術点88.27、演技構成点89.20、減点1.00、フリー得点176.47、SPとの合計269.57

・Denis TEN KAZ
【衣装】黒・ワインレッド
【曲】トスカ
【構成】4T(fall)、3S(fall)、3A、CCSp3、ChSq1(1.10)、3F、3A+2T、CCoSp4、3Lz+1Lo+2S、3F+REP、3Lo、StSq4、FSSp2
【感想】どうにもいいときと悪いときとの差が激しすぎる。今回は後者になってまった(>_<)
【得点】技術点65.79、演技構成点80.34、減点2.00、フリー得点144.13、SPとの合計234.31

・ 羽生結弦 ANA
【衣装】白・青・緑・黒
【曲】Hope & Legacy
【構成】4Lo、4S、FCCoSp4、StSq4、3F、4S+3T、4T、3A+2T、3A+1Lo+3S、FCSSp4、ChSq1(1.40)、3Lz、CCoSp4
【感想】完璧な演技！フィンランド・ミラクル！我々は伝説の目撃者となった！
【得点】技術点126.12、演技構成点97.08、減点0.00、フリー得点223.20、SPとの合計321.59

・ Nathan CHEN USA
【衣装】赤ジャケット・黒パンツ
【曲】韃靼人の踊り
【構成】4Lz(fall)、4F+2T、4F 、4T、ChSq1(0.70)、3A、4S(fall)、4T+3T、3Lz+2T+2Lo 、CCSp4、FCCoSp4、StSq4、CCoSp4
【感想】もはや「ネイサン事件です」どころか「ネイサン超大事件です」。その一言で十分（笑）
【得点】技術点110.61、演技構成点84.78、減点2.00、フリー得点193.39、SPとの合計290.72

・金博洋 中国
【衣装】白・黒・赤
【曲】道
【構成】4Lz、4S、3A+1Lo+3S、ChSq1(1.30)、FCSp4、4T+2T、4T、CSSp4、3Lz+3T、3A、3F、StSq4、CCoSp4
【感想】4回転4回すべて成功！しかし表現面の手薄さはどうしても否めない滑走順
【得点】技術点118.94、演技構成点86.00、減点0.00、フリー得点204.94、SPとの合計303.58

・Patrick CHAN CAN
【衣装】黒
【曲】A Journey
【構成】4T+3T、4S、3A+SEQ+2S*、CCSp4、ChSq1(1.60)、4T(stepout)、3A、3Lo、3Lz+2T、3F、FSSp4、StSq4、CCoSp3
【感想】前3人がジャンプの数ならこちらは質で勝負。それでこのスコア。いかに高精度か
【得点】技術点98.11、演技構成点94.92、減点0.00、フリー得点193.03、SPとの合計295.16

・宇野昌磨 中京大学
【衣装】黒・赤
【曲】ブエノスアイレス午前0時
【構成】4Lo、4F、3Lz、FCSp3、StSq4、FCCoSp4、3A+3T、4T、4T+2T、3A+1Lo+3F、3S、ChSq1(1.50)、CCoSp4
【感想】4回転4度。それを含めて完璧と言っていい演技。とてつもない選手に育った！
【得点】技術点120.03、演技構成点94.42、減点0.00、フリー得点214.45、SPとの合計319.31

・Javier FERNANDEZ ESP
【衣装】黒・白
【曲】プレスリーメドレー
【構成】4T、4S+3T、3A+2T、CSSp4、ChSq1(+1.70)、4S(fall)、3A、3Lz、2F+1Lo+3S、FCCoSp4、3Lo(shaky)、StSq4、CCoSp4
【感想】完璧ではないがやっぱり全体的に圧巻の演技ではある。ただ珍しくジャンプミス多い
【得点】技術点98.62、演技構成点94.52、減点1.00、フリー得点192.14、SPとの合計301.19


恐ろしい時代だ！恐ろしい時代だ！
何という試合でしょう。これは現実なのか。今日は4月1日。エイプリルフールじゃないのか？そう言いたくもなるほどとてつもない試合でした。
最終グループの6人が挑んだ4回転は合計24本。それだけでも第3グループまでとは異次元の試合だというのが分かる。しかも彼らはそのほとんどを成功させた。8年くらい前は4回転を跳んだ跳ばないで大論争になっていたのに、今や何本跳ぶかとかどれくらいの質かが大論争の的。恐ろしい時代だ！
僕にとっては宇野君がこの領域に達したというのが感慨深い。初めて見たのは2009年の全日本ジュニア。当時は声変わりもしてなかった男の子が、今や世界最高レベル。
あまりにレベルが高すぎて正直疲れました。このあとアイスダンスがあったんですが、後半は明日動画を見ます。