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2016年12月29日09:35

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回帰とその先

■「アマゾン多過ぎ」ヤマトドライバーから悲鳴続出、「利便性」が生んだ過酷な実態
(弁護士ドットコム - 12月28日 10:42)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=149&from=diary&id=4362312


以前の日記の中で、「便利と文化は相反する部分がある」と書きました。
更に「過度の便利は他人の犠牲の上に成り立っている」とも思います。

便利を突き詰めると、全てを日常化させると思います。
例えば24時間年中無休によって、正月3が日でさえ日常化しつつあります。
方や、文化は「日常と非日常」や「ハレとケガレ」によって成り立っています。
そういう意味で、相反すると思っています。

更に「便利」は他人に提供される事で成り立ちます。
それを「過度」に求め、それを成り立たせれば、その他人に犠牲を強いるのです。
無理が通れば道理が引っ込む訳です。

今、ブラック企業が社会的に槍玉に上げられています。
また、24時間営業の縮小のニュースも散見します。
ブラック企業体制の撲滅はもちろん、文化的な生活の回復も素晴らしい事だと思います。
ですが、やっぱり人は自分に甘いものだと思います。
手にした便利を手放すことが出来るのでしょうか。

その結果がどうあれ、それによって生まれる新しい文化が、文化らしい文化であればと思います。
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