高速カメラのこと

　何がきっかけだったか忘れたが、高速連写などの性能が優れたカメラのことを調べていた。そうすると、そのカメラの購入者の感想として、昆虫や鳥の飛び立つ瞬間や、水滴の挙動など、結構、面白いとあった。

　私も、そういう物理現象をスローモーションで観察することは興味があるので、高速カメラのことは、それなりに欲しいとは思っていた。

　いろいろ調べていると、カシオのカメラで、それほど高価ではなく、毎秒40枚のスピードで30枚撮影でき、動画は1000fpsで撮影できるものを見つけた。

　1000fpsとは、１コマが1ｍｓなので、テニスボールとラケットとの衝突現象4ｍｓほどが、かろうじてみれるかもしれない。

　あと、趣味の蜜蜂の挙動、例えば、巣門から飛び立つ蜜蜂の様子など面白そうだ。更に、海の波しぶきの動きなどもいいだろう。などと、想像を膨らませた。

　葛飾北斎の絵に波しぶきのあいまに富士が見えるものがあるが、あの波しぶきの描写が実に見事なので、実際、波しぶきを高速カメラで連射したところ、そっくりだったとの記事を目にし、私も確認したいものだと思う。　　冨嶽三十六景/神奈川沖浪裏

　結局、そのカメラが欲しくなり、アマゾンから購入することにした。衝動買いは止めて、倹約しないといけないなと思っているのに、この始末だ。反省せねば。まあ、もうドローンは買わないので、これくらいはいいか。

　明日、届いたら、兎に角、毎秒４０枚の連射と、1000fpsの動画を試してみたいものだ。その為、高速ＳＤカードが別途要るとの情報もあるのが気がかりだ。

　それと、シャッターチャンスをいかに捕らえるかが課題だが、パスト連写機能があるので、シャッターを半押しして撮影対象を狙い、次にシャッターを押すと、押す直前と押した後の画像が保存されるので、成功率が高まる。