【その他】劇団四季『ガンバの大冒険』

ついに・・・！
劇団四季のファミリーミュージカル『ガンバの大冒険』に行ってきました！

せっかく浜松町まで行くので、まずは新橋で途中下車。
汐留の『Bubby's』で、アップルパイを食べてきました。
パンケーキの会で来た時に、すごく美味しそうで気になっていて。
「温めますか？」と聞かれ、ホットアップルパイにしました。
温かいせいか、結構甘め。
甘くない生クリームを一緒に食べると甘さが消え、味がまろやかになる不思議。
リンゴがゴロゴロ大きくて、パイ生地が粉々しくて、なかなか美味しかったです
今度来る時は、ハンバーガーにチャレンジしたい
ああ、でも、パンケーキプレートも気になる（笑）


さて。
『ガンバの大冒険』ですが。
終始にやにやしながら見ていました。
面白かったかと問われれば・・・ちょっとわからない（笑）
しかし、色々と新しかったです

心配していた客層ですが、確かにファミリーが多かったです。
が、中年組がいない訳でもない。
ファミリーなので、おじさんがいるのが新鮮でした。
お父さんが子供に、「イダテンっていうのは足が速くて〜」という説明をしていたりして、大変微笑ましく思いました。
劇で興味を持ってくれて、原作読んでくれるといいな、と応援する気持ち。

話の冒頭は原作通り。
歌で語るのが劇団四季風。
マンプクとガンバのハーモニーが素晴らしく、さすが劇団四季。
ガンバの役者さんがイケメンすぎて、好感。

そして、港のシーン。
冒険の仲間、全員集合。
ガクシャはわかりやすくていいな〜。博士っぽい見た目と眼鏡（笑）
ヨイショはたぶんあの大きい人。
はて、イカサマ・・・は？？？

演者が女性でした。

何ですとー！！！

衝撃過ぎて固まる。

まあ・・・女性キャラ少ないしね。
マンプク、バレット、イカサマの演者が女性でした。
シジン、忠太、ボーボ（ボンヤリ）あたりが女性ならまだわかるけど・・・。
マジか。
マジか。

イカサマ、アニメ映画じゃアウトローなおっさんだったし、原作、アニメ、映画、舞台と、作品でこれだけ違うキャラはそういないんじゃないかしら。
原作・・・素敵なのに・・・原作・・・読んで

そして、イダテン。名前あるのに、出番はここだけ。
夢見ヶ島に行く仲間にならないとは・・・残念。
白いハンサムのはずなのに、服イケてなかったな・・・。

前半は丁寧なつくりだけど、夢見ヶ島に渡ってからの端折り具合はハンパなかったです。
まあ、原作長いですからね。
高倉とか、ノロイとの攻防とか、色々削られるのは仕方ない。
まあ、でも、原作寄りに作られているな、とは思い、好感。
ツブリの登場シーンはなかなかに秀逸でした。
何より、ツブリが男で一安心（笑）
ノロイの顔が、まるでピエロでした。あかんやつやこれ。笑っちゃう（笑）
ノロイ一族の「ここにおいで」踊りは良かったです。
対するバレットの踊りは、夢見ヶ島の歌の方が盛り上がりすぎて存在感全くなし・・・残念。
戦闘シーン、殺陣を想像していたら、バレエで表現されていて、ちょっとびっくり。
そうか、劇団四季だもんな。
さすが、すっごく上手なんだけど、ごめん・・・こういうの駄目なんだ。笑っちゃう
高尚なお遊戯や創作ダンスを見ているようで・・・まあ、子供向けですしね。

話を端折りすぎて、キャラに感情移入できぬまま死者が出、情緒足りず。
説明が足りなくて、イカサマのサイコロ紛失とか、いつ？そんな事あった？ってな具合で。
キャラが多いからか、それぞれ、あまり活躍の場もない。
子供向け・・・以下（ｒｙ

何より。
劇団四季って、こういう演技をするものなんでしょうか？
やたら滑舌良くしゃべるんですよ。
どんなシーンでも、口を大きく開けて、まるで発声練習。
おかげで、歌で語るシーンとか聞き取れない事がなくて、すごく聞きやすかったですけれど。
なんか・・・演技下手？？？と思ってしまいました。
こういうものだと思えば見れなくないですが、下手に聞こえて感情移入しづらい気が・・・。
ファミリーミュージカルじゃない本物と比べてみたく思いました。

踊りの柔らかさとか歌の上手さはさすがでした。
歌と踊りの多い演目の方がお得意なのでは、と思われ。

終演後、出演者の方がロビーに待機してくれていて、握手できるようになっていました。
私的にツブリとノロイに会いたかったけれど、残念ながら人ごみに紛れて見えず。
通り道にヨイショとイカサマがいらしたので、握手していただきました。
ガンバもいたのですが、子供たちに囲まれていて握手できず。
間近で見ても、たいそうイケメンな方でした（笑）

いや〜初の劇団四季でした。
まずは、ガンバを舞台にして、今も子供に伝えていてくれる事に感謝したいです。
普通の舞台とは違っていて、話重視の自分の中で、どう楽しむべきかちょっと迷走している感じがありますが、ファンが沢山いるって事は、惹きつける、癖になる何かがあるって事で。
わかるような、わからないような。

そして、また原作を読みたくなってしまいました。

ガンバの原作、『冒険者たち』って、やっぱり最高です！！


ファミリーミュージカルにもかかわらず、快くおつきあいいただいたノンタン様、ありがとうございました！