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2016年06月23日19:08

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マクロテレプラスでジャンクレンズ

 前回パスした FA28-80/3.5-4.7 を540円で買って来た。 28-70/4 より一回り大きくずっしりしているが、どうやら安価なキットレンズらしい。試しに撮ってみるとレンズそのものの素性は 28-70/4 と似ている気がするが、とにかくクモリっぷりがハンパない。(写真左) 夜景だから何が写ってるか分かるが、昼間の写真はひたすら濃霧(笑) いわゆるハロによるにじみではなく単なるクモリなので、ほとんど価値はない。

 で、何故そんなものを買ったのかと言うと、Kマウントの部品が欲しかったから。ヤフオクでアダプタの類も色々探したのだけど、どうしても送料がネックになる。結局一番安いのがこのレンズだった。要するに部品取り兼バラシ遊び、あわよくば清掃再利用。マウント側を外し、ズームリングのゴムに隠されているネジを外し、カム周りのネジを外すと、曇りの酷い後群ユニットを取り出すところまでは出来たが、これ以上分解することは出来ず、清掃を諦めてさっさとマウントの流用にかかる。

 実はマクロテレプラスにコンパクトカメラのレンズを仕込む算段をしている。ヘリコイド接写リングKより内径が大きいし、繰り出される内筒に「レンズボード」を固定出来るので工作がしやすい。やってみて分かったのはマクロテレプラスのレンズユニットが簡単に外れないこと。結局マウントごとごっそり取り払った上で、Kマウントをエポキシで貼り付けてしまった。電気接点やAFカプラーの穴は塞いでないが、特に悪さをする様子は無さそうだ。

 鏡胴内にレンズボードを固定し、ネジでレンズを付け替え出来れば理想的なんだが、適当な部品が見つからない。取りあえずレンズボードごと交換する方向で検討中。写真中は厚紙で作った試作品の様子。レンズそのものはボードから後ろへニュッと飛び出す形になるので、どうやって光軸を担保するかが課題になる。出来れば絞りの工夫もしたい。

 K-01 のミラーボックスはかなり狭く、使えるのは AF 用の 38/2.8 くらいまで。これより大きいのはマウントの内側に入らないし、短いのは奥に入り過ぎてケラレの心配がある。写真右はフジのクリアショットMの 29mm で撮ったもの。シャープで驚いたが鏡胴の影が出てしまった。工作をきちんとすればギリギリ使えそう。いくつか試したレンズはどれも優秀で、どことなく昔のカメラを思わせる写り。レンズ構成枚数が少ないせいだろうか。本当はキャノネットなどの金属カメラのレンズを試したかったのだが K-01 では無理そうだ。まぁボチボチやって行こう。
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