自宅介護に突入

　まぁうちではないですが。知人のお母さんが事実上のターミナルケア状態になり、「自宅で過ごす時間を」とのことで退院、自宅介護に突入した。本人寝たきりで身体を起こすのも無理、食事も排泄も全て人の手が必要。家族は仕事をしながらなので、日に３度、50分ずつヘルパーの人に入ってもらい、身の回りのこと一切をやってもらう。食事は一日１回届く弁当や家族が用意したものを食べさせてもらうことになっているが、ほとんど食が進まないのが現状。

　その他に往診の先生をお願いしてあり、その先生の指示により看護士が随時様子を見に来る。近所の人も気にしてくれているが、それ以外は基本的に自宅でひとり。主治医曰く「病院に居ても出来ることは知れている。それよりは、たとえひとりの時間が出来てしまったとしても、自宅にいた方がいい」と。そゆもんかね。患者当人には「元気をつけるために自宅で過ごすことを勧められた」としか告げてないので、病院がいいのか自宅がいいのかの意見はまだ聞けていない。

　100均にはまぁいろいろと便利なものが転がっているし、コインランドリーも助かる。昔の人は大変だったろうね。食事のさせ方もおしめの替え方にもコツやテニクックが必要で、それを面白いと感じられなかったら地獄、とまでは言わないけど、ただの強制労働になってしまう。さてこれから年末年始、どうなりますやら。