氷統一パーティ「覚醒プリム」

はじめに
氷は効果抜群を取れる相手が多い一方で、効果抜群を受けてしまうことも多いです。
そのため氷を見かける機会は水タイプのサブ技か雷タイプの[めざめるパワー]が筆頭ですが、
氷タイプの中にも、タイプ一致や天候操作を活かした強力な戦法が執れるものもいます。
弱点を意識しだすとキリがないので、圧倒的な火力と霰で相手に負担をかけるのが基本です。



「ここに挑戦に来るのはやわなトレーナーとポケモンばかり……
　あなたはどう？　本気を出しても大丈夫だとうれしいのですが……！！」


ユキノオー　氷・草
[ゆきふらし]＋メガシンカでのアタッカー枠。
S4振りで多くの草4倍弱点の上を取れるため、メガシンカしない選択肢もあり得る。
物理アタッカーとしたため代名詞とも言える[ふぶき]ではなく[じしん]を採用した。
　個体：VVV*VV　努力：H252 A252 S4　実数：197 202 125 123 125 51（メガ時）
　性格：いじっぱり（A↑C↓）　特性：ゆきふらし→ゆきふらし　持ち物：ユキノオナイト
　技：こおりのつぶて　ウッドハンマー　じしん　まもる

アマルルガ　氷・岩
先発が基本の[ステルスロック]＆[ゆきふらし]枠。
耐久にどれほど割いても闘や鋼を受けると沈むため、諦めてCS極振りのアタッカーとしている。
上を取れる相手を確実に把握し、無理な場合はさっさと引くのが基本にして唯一の立ち回り。
　個体：V*VVVV　努力：H4 C252 S252　実数：199 73 92 151 112 121
　性格：おくびょう（S↑A↓）　特性：ゆきふらし　持ち物：つめたいいわ
　技：フリーズドライ　げんしのちから　まもる　ステルスロック

ラプラス　氷・水
相性補完の受け＋特殊アタッカー。
技は何らかの4倍弱点は突けるタイプを4つ揃えつつ、努力値と持ち物で耐久を上げた。
Sはこのパーティ全体が苦手とするハッサムの4振りSの上が取れる調整とした。
　個体：V*VUVU　努力：B252 C160 S56　実数：205 81 145 125 115 87
　性格：ずぶとい（B↑A↓）　特性：シェルアーマー　持ち物：とつげきチョッキ
　技：なみのり　フリーズドライ　げんしのちから　めざめるパワー炎

マンムー　氷・地
相性補完の物理アタッカー。
Sはスカーフで実数値202となり、S130族やスカーフ70族を抜くための135。
マンムーが何回活躍できるかでこのパーティは決まるといっても過言ではない。
　個体：VVV*VV　努力：H76 A252 S180　実数：195 182 100 67 80 135
　性格：ようき（S↑C↓）　特性：ゆきがくれ　持ち物：こだわりスカーフ
　技：じしん　いわなだれ　ばかぢから　はたきおとす

マニューラ　氷・悪
正統派の物理アタッカー。
私の統一パーティには見かけない、テンプレートそのものの調整である。
どの道1撃喰らうと落ちる紙耐久なので、[いのちのたま]のデメリットはあまり感じない。
　個体：VVV*VV　努力：A252 D4 S252　実数：145 172 85 45 106 194
　性格：ようき（S↑C↓）　特性：プレッシャー　持ち物：いのちのたま
　技：ねこだまし　こおりのつぶて　はたきおとす　けたぐり

ユキメノコ　氷・霊
正統派の特殊アタッカー。
どうしようもない相手を[みちづれ]で持って行くほかに、闘をスカす役割を持つ。
特性[きもったま]にだけは気を付けつつ、1対2交換できるのが理想。
　個体：V*VVVV　努力：C252 D4 S252　実数：145 76 90 132 91 178
　性格：おくびょう（S↑A↓）　特性：ゆきがくれ　持ち物：きあいのタスキ
　技：れいとうビーム　シャドーボール　10まんボルト　みちづれ


バトルビデオ1　H9CG-WWWW-WW2S-2LPR
スタンダードパーティと対峙し、醍醐味である交代戦となった試合です。
受けに寄り気味の相手を粘り強く削り、パーティ全体で負担をかけていきます。

バトルビデオ2　Z8BG-WWWW-WW2N-PJB2
メンバーを決めかね、とっかえひっかえしていた時のものです。
ユキメノコが頑張っている間に勝ってしまった感じです。

バトルビデオ3　832G-WWWW-WW2Q-WPJS
こちらもメンバー選定中のものです。
一通りこなす中、天候の蓄積ダメージ、先制技、[まもる]の重要性が伺えます。


おわりに
氷タイプの強さは抜群範囲の広さと天候操作に尽きると思います。
今回は必中[ふぶき]に頼る戦法は避けましたが、もちろんそれが一番強力でしょう。
特にダブル・トリプルでは、一度はまるとどうしようもないぐらい強いです。
シングル――特に6vs6の場合、天候に頼るだけでは場持ちしないため、
もうあといくつか、ギミックを意識してサイクルを回す必要があると言えます。
もっとも、共通する弱点が多すぎるので、普通に戦えばまず削られていきます。
相手の技を読み、的確に動けなければ、1体ずつ順番に落とされるのを待つのみです。
[まもる]と交代を駆使して、パーティ全体で勝利するような立ち回りが求められるでしょう。


四天王縛りタイプ統一パーティ
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