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2015年09月13日21:46

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日本が武器を渡せと言うから応じる。米国だったら撃ち殺す。

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米国と一体化することがいかに危険なことか分かります。
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「日本が武器を渡せと言うから応じる。これがアフガニスタンを空爆している米国だったら撃ち殺す」

7日の道新「私の戦後70年」より一部抜粋
紛争地の和解を支援するNPO法人理事長 瀬谷ルミ子さん

紛争地で感じるのは、戦争は非日常だったものを日常の一こまに変えるということ。
内戦終結後のルワンダを訪れた時、虐殺現場だった教会に被害者の頭蓋骨が100個ほど並べられていました。
そこで家族を殺されたおばあさんが「頭蓋骨がほこりをかぶったから、そろそろ拭かないとね」と語るのです。
平和な日本で育った私には、身につまされる話でした。

私に大きな影響を与えたのは、2003年から活動したアフガニスタンでの経験です。
正規の軍隊ではない組織からの武器回収で、ある兵士から
「日本が武器を渡せと言うから応じる。これがアフガニスタンを空爆している米国だったら撃ち殺す」と言われました。
結婚式などへの誤爆で、現地の人は米国に強い憎しみを持っていました。

彼の言葉で日本が第2次世界大戦後に歩んだ平和の道のりによって、現地の人から信頼されているからこそ私たちの活動ができると実感しました。

私たちのNGOは現在、対立した民族が一緒に清掃活動をするなど、紛争の被害者と加害者の和解や信頼醸成に特化して活動しています。

07年に大規模な暴動があったケニアでは、私たちがカウンセラーとして育成し地域のリーダーとなった若者が、暴動で友人を殴った人から
「謝罪の場を設けてほしい」と頼まれるようにもなりました。
そんな活動ができるのも、日本を信頼してもらっているからです。

【安倍首相の私的諮問機関「21世紀構想懇談会」のメンバーとして報告書作成に携わった。首相は報告書を踏まえ、戦後70年談話を閣議決定。焦点だった「おわび」は過去の談話を引用し、間接的に言及した。】

紛争の和解で大切なのは謝罪の言葉の有無ではなく、反省や贖罪(しょくざい)の意識があるか。
言葉だけで本心がなければ意味がないことは、懇談会で述べさせてもらいました。
報告書では中韓などアジアとの和解に向け、予想以上に建設的な内容となり、談話にも反映されていたと思います。
ただ重要なのは首相や政府・与党の人が閣議決定した談話に沿った行動を取ることです。

戦後70年で築いた日本の立場を生かせば、資金提供や自衛隊の派遣に限らず、非軍事の分野での支援が選択肢になります。
紛争後の復興や平和のための人材育成、政府の能力強化などで他国にはできない役割を果たせるはずです。

写真横のコメント
「目標にしているのは、私たちのような紛争地での仕事が必要ない世界です」

■安保法案反対、抗議の「赤」を身につけデモ 名古屋
(朝日新聞デジタル - 09月13日 18:30)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3614095
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