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2015年09月05日20:19

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「しらけている暇はない」

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30日の道新「卓上四季」より

大人からは「しらけた世代」と突き放され、子どもからは「ずるい世代」と呼ばれるー。
中島みゆきさんが「成人世代」という作品でそうした「世代」を歌っている。
30年ほど前に初めて聴き「自分のことか」と複雑な思いになった。

「60年安保」は物心つく前で、後に映像や本で知ることあったがリアルな記憶はない。
「70年安保」の激しいデモや東大安田講堂の攻防も、北海道の小学生にはテレビの向こうの出来事にすぎなかった。

高校、大学時代は「しらけムード」の真っただ中。大学のキャンパスには立て看板がまだいくつかあり、少人数のデモも見かけたが、関心を寄せたことはない。
デモや政治的な主張は、どこか遠い存在だった。

「そんなあなたたちとは違うんだ」とでもいいたげな若い人々の活動が最近、目を引く。

6月には、安全保障関連法案に反対する19歳女性が「戦争したくなくてふるえる」と題したデモをインターネットで呼び掛け、多くの共感を得た。
大学生らのグループ「SEALDs(シールズ)」は、他の世代にも刺激を与えている。
この週末もさまざまな動きがあるようだ。

そこには、国会情勢と民意のずれを修正しなければー、との危機意識が強くにじんでいる。
安保法案の成立を急ぐ政府•与党内では参院での採決日程が取り沙汰される。
「戦争したくないじゃん」という若者にしらけている暇はない。

安保法案、16日の採決で調整
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3601059
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