体調がイマイチな中、「監督目当て」の鑑賞決行で、ハズレていたら今ごろどうにかやらかしているかもしれないのだが、
グザヴィエ・ドラン監督は、期待を裏切らない作品を見させてくれて安心したよ。
今回のテーマは、タイトルからすれば今の僕にはタブーなくらいに関係は悪く少しビビっていたが、案外と自分に悪く結び付けることは無かった。
なぜ、主人公のママは、公的なもしくはボランティア的な団体のサポートなどを受けずに、障害のある子どもと、互いに傷付き合いながら二人三脚で生き延びようとするのか?
なぜ、隣人のママは、突然に自分も障害を負い休養中の身であるにも関わらず、彼らをサポートし始めるのか?
その答えって、必要ないと思う。
この映画の良かったところを書くつもりが、こんな文章に…
特筆するならば、カイラ役のスザンヌ・クレマンさんをはじめ、三人のメインキャストがとても繊細で、味わい深さを感じながら鑑賞できました。
ひとえに、ドラン監督がこのテーマで製作してくれたことに感謝です。
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