もう発売から2月半がたってしまった。
出し遅れの証文という気もするけれど、金曜日の赤坂Blitzを前に、やっぱり書いておこうと思う。
何度聞いても、素晴らしいものは素晴らしい。
一応、その�，魯灰船蕁�
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1938663914&owner_id=24615039
01． トリプル！WONDERLAND＜作詞・作曲・編曲 矢野博康＞
昨年4月発売のシングル曲。オリコンチャート16位。
Negiccoに勢いをつけた軽快な曲。僕を本格的にネギの世界に引きずり込んだ、個人的にも忘れられない曲。
エヌ・イー・ジー・アイ・シーシーオー！の掛け声が潔い。ギターのカッティングがカッコいい。
｢奇跡を起こすよ この街から｣
https://www.youtube.com/watch?v=s0bW5c6UcEw
02． ときめきのヘッドライナー＜作詞：Jane Su 作曲：西寺郷太 編曲：奥田健介・西寺郷太＞
2013年12月発売のシングル曲。
マイナー調の静かな出だしから一転、強引とも思える転調をはさんでぐんぐん突き進む。このバンド感がたまりませんね。
ライブ終盤で盛り上がる定番曲。
いつか武道館でこの曲を聞かせてくれ。武道館でラララララ〜と叫びたい。
｢約束の草原で キミを待つ｣
https://www.youtube.com/watch?v=Jq8k5K9LCqo
03．1000％の片想いfeat.Tomoko Ikeda(Shiggy Jr.)＜作詞・作曲：connie 編曲：Shiggy Jr.＞
モータウン調のイントロではじまる。この曲は、とにかくハーモニーが見事。
私、この曲大好きなんです。
Shiggy Jr.によるオーソドックスながら丁寧なアレンジと演奏。
原田茂幸という人は、音楽に対して本当に真面目な人なんだと思う。
いけもこさんのキュートなコーラスも最高だ。
｢好きな人いるの？///｣
｢…そっちこそ！｣
04．クリームソーダLove＜作詞：Nao☆ 作曲：connie 編曲：北川勝利＞
究極とも言える胸キュンソング。
作詞はリーダーのNao☆。
久しぶりに作詞をしたいとプロデューサーのconneiさんに相談したところ、アルバム用の曲で詞がついていない曲があるからやってみるかと言われ、2日で仕上げたという。
「パチパチ弾けて シュワシュワ溶けてく」
最初にこのラインを聞いた時、Nao☆ちゃんは天才だと思った。
｢キミは 私のこと どんくらい好き？｣なんてセリフをぶち込んでくるなんて反則すれすれ。この部分、甲府でのライブではセリフの順番を変えてきていましたね。
アレンジも凝っていて、色々な仕掛けがされている。多重録音されたコーラスのふわふわ感が何ともいえない。
「ポップコーンみたいに膨らんだこの気持ち お腹いっぱいになるまで食べちゃおう！！」
05．サンシャイン日本海＜作詞・作曲・編曲：田島貴男＞
昨年7月発売のシングル曲。オリコン11位でトップ10入りをあと一歩で逃す。あの時の異常な盛り上がりも、今は懐かしい。
引きの技法というか、言葉の数も音も無駄をそぎ落としたシンプルな曲ゆえに、ハーモニーの見事さが際立つ。
でも、リズムとかストリングスのアレンジとか、よく聞くとこれも結構凝っています。
｢日本海へ連れていって 指折り数えているの｣
https://www.youtube.com/watch?v=4gHbnS1QcIA
さて、ここまで既発シングル3曲に、涙ものの胸キュンソングが2曲の名曲オンパレード。
前半でこんなに飛ばしちゃって大丈夫なのか？と不安に思ってしまうほどなのですが心配ご無用、ここからがこのアルバムの真骨頂なのです。
06．裸足のRainbow＜作詞・作曲：connie 編曲：スカート＞
この曲も個人的にツボもツボ、どツボです。
ギターとピアノによるイントロが、ちょっとシュガーベイブを思い出させる。
サビの変態コード進行は初期のスティーリー・ダンみたい？
そして、この曲もアレンジが素晴らしい。間奏の澤部さんによるギターソロもいいですね。
雨上がりの情景がくっきりとまぶたに浮かぶような、雨上がりの匂いが漂ってきそうな歌詞も好き。
特にここ。
↓
｢誰かが忘れた帽子の中 雨やどり 猫が顔出す｣
07．二人の遊戯＜作詞・作曲：connie 編曲：矢野博康＞
黒いNegicco。
トークボックスがうなり、KASHIFのギターが吠える。
アルバムの中でも、最も強烈な印象を残す曲。
矢野さん、やり過ぎじゃないの？と思うほどのサウンドなのだけど、そんなバックの音に負けない3人の歌声がとにかく素晴らしい。
特に、間奏の後のサビでNao☆ちゃんが歌うところは何度聞いてもゾクゾクする。
この曲、ライブでもめっちゃかっこいい。
「粋なMusic 散りばめられた先に 月のミラーボール 照らして Oh yeah」
08．パジャマ・パーティー・ナイト＜作詞・作曲：connie 編曲：Orland＞
こういうのをニュージャックスウィングというのでしょうか？
すみません、80年代後半くらいからの音楽の潮流に全然ついていけていません。
Orlandがまたいいんです。
「パジャマでParty! 気取らずに盛り上がろう ソファの上」
09．BLUE,GREEN,RED AND GONE＜作詞・作曲・編曲：三浦康嗣＞
アルバム中、最大の問題作？
ドラムンベースは何とかわかります。
このドラムは打ち込みじゃなくて実際にドラマーが叩いています。
しかし凄まじい曲だな。
まあ、聞いた方が話は早い。
https://www.youtube.com/watch?v=FetuA1iDjNE
こんな曲まで、ライブでは完璧に再現してしまうんだぜ。
夜明けに首都高を走る二人は、一体どんな関係なのでしょうか？
｢Blue Green Red and Gone ただ好きなだけなのに 複雑なルートを巡る｣
10．Space Nekojaracy
作詞 connie 作曲 connie・吉田哲人 編曲 吉田哲人
スペースファンタジーな一曲←なんのこっちゃかわからないけど、説明できないもので。
電気グルーブみたいなリズムに華麗なストリングス。
宇宙空間を駆け巡っているかのようなNao☆ちゃんのスキャットが官能的で、これまた素晴らしい。
「空の上には 猫じゃらし」
11．自由に（作詞・作曲：connie 編曲：蓮沼執太）
もう、このあたりになるとconnieさんの狂気すら感じてしまう。自由だな、ホントに。
ラップがはいったりしてヒップホップ調とも言えるのだけれど、ストリートはストリートでも陽だまりの田舎道みたいな感じ。
そこがまたNegiccoらしくて僕は大好き。
唐突だけど、この開放感はひと昔前のサンバみたいに思える。
｢１ ２ １ ２ 三〜〜にゃお！｣
12．光のシュプール（作詞・作曲：connie 編曲：田島貴男）
昨年12月発売のシングル曲。オリコンチャート念願のトップ10入りとなる5位となり、Negiccoの未来を切り開いた一曲。
変化球に幻惑された後に、ど真ん中のストレートを投げ込まれた感じ。
この流れで聞くと、本当にこの曲は良い曲だ、王道の名曲だと思う。
ウインターソングの定番曲として、今後何年も歌い継がれて行くべき曲。
そうなってほしい。
宇多丸氏もラジオで「僕たちが一番聞きたかったウインターソング」と絶賛していました。
歌いだしのNao☆ちゃんの力強いボーカルを聞くと、背筋がしゃんと伸びます。
｢Winter is coming! 連れて行って Winter is coming! 未来まで｣
https://www.youtube.com/watch?v=WSM_PYAt8nc
13．ありがとうのプレゼント
作詞 Negicco 作曲・編曲 connie
私からあなたへ 届けたい ありがとう
時にはヘコんで 心配かけちゃうけれど
これからも近くで ずっと見ていてほしい
ありがとうの歌をプレゼント
ああ、やっと書けた。
改めて聞いたけれど、聞けば聞くほど、やっぱり良い。
凄いアルバムです。
ふう。
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