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2015年02月24日18:52

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ベイマックス

ベイマックスさいこうだよ!めっちゃ良かったよ!
こればっかりは映画館で観ないわけにはいかないよ!なんだこれもう!


愛! 友情! 成長! バトル! なにわぶし! おもいやり!

ピクサーの成長ぶりが近年著しくて、どこまで昇るのか見当もつかねえ!

とにかくベイマックスはさいこうです!

私もう一回観に行くかも。


なんていうのかもう、日本人ホイホイみたいな映画でしたよね。
私の好きな要素ぜんぶ詰まっていてウットリしましたもん。サンフランソウキョウ住みたすぎるし。

以下あらすじ。


優秀すぎる14歳ヒロ・ハマダは13歳で高校を卒業して以来夜ごと怪しげな界隈で行われる賭けロボットファイトに潜りこんでは賭け金をかっさらう日々を送っていたが、その無軌道さを案じる兄のタダシに連れこまれた大学で彼や彼の仲間の研究を目の当たりにすることにより自らもまたロボット工学の研究に意欲を燃やすようになる。

大学入試として自作のロボット「マイクロボット」を開発し、発表したロボットコンテストの場で喝采を受けた夜は彼の人生最良の一日となるはずだった。

数時間後に起きた爆発火災事故で兄を失うまでは。

たったひとりの兄弟を亡くし、すべての物事への意欲を失ったヒロの前で突然あるロボットが起動する。
タダシが残した看護ロボットだった。


『わたしはベイマックス。あなたの心と体の健康をケアします』


『“ベイマックス、もう大丈夫だよ”と言うまで離れられません』




ロボットと孤独な少年の触れ合いを描いたハートウォーミングな心の再生物語、みたいな安直な話じゃないところがすばらしい!


14歳のヒロはベイマックスに引きずられるように出た外で兄の死に自らの開発したマイクロボットの利権が絡んでいることに気づき、最愛の兄を死に追いやったであろう男に復讐することを決意します。

その後彼はなんと兄の遺したベイマックスに戦術プログラムを飲みこませ、3Dプリンターでつくったプロテクターを装備し、優しいケアロボットを復讐のための戦闘ロボットにカスタマイズするのでした。

兄の作ったロボットで兄の仇を討つことに意味があったのでしょう。
もともとロボットファイトで敵知らずの天才ファイターであったヒロは生き生きと自らを取りもどし、ついでに巻きこんでしまった兄の大学の学友・フレッド、わさび、ハニーレモン、ゴーゴーをも仲間にしてスーパーヒーロー戦隊をつくりあげます。


このあたりの音楽がもうすばらしくてカッコよくて、、!

自分の中の中二が脳汁を出して走り出していましたね。
ここに痺れないおとこのこいるの?


仕上がったベイマックスVer.2.0(飛行機能付き)と夕暮れのサンフランソウキョウを滑空するシーンの映像美ときたら、、、、、、、!

凄すぎて涙出たという。
あれが1800円出して観てなお余りある価値のある映像ではないでしょうか。
あればっかりは映画館で観ることに値打ちがあると言わざるを得ない映像です。
これはもうアカデミー賞仕方ないよ、かぐや姫勝てないよ。
かぐや姫観てないけどあれはジブリが50億円投じても届かないとおもう。

主人公ヒロの絶妙なキャラクター造形もたまらなかったです。
コンペの舞台に上がった時のあの「うわあぁぁぁ、ポケモン大会世界選手権の日本人チャンプっぽい、、、(ポケモン以外なんの取り柄も無い中二)」感とか、あの絶妙な歯並びの悪さとかほんと素晴らしい。やっぱり日本人は歯並び悪いとおもわれてんだなぁ。

サンフランソウキョウの日米中が混ざりあった混沌とした未来都市感なんかもうワクワクして。





“たくさんの人の役に立つように”


主人公の兄タダシはそんなコンセプトで看護ロボットベイマックスを開発し、若くして命を散らしてしまいます。

弟のヒロは怒りと無念に憑りつかれ、そんな兄の優しい願いのこもったロボットでもって復讐を遂げようとします。

ヒロの命令すべてに従い彼の手足となって盲目的にタダシの復讐を共に遂げるベイマックスにはしかし、たった一つの誰にも侵せない使命がありました。

『ヒロを守る』

彼の身を焦がす復讐の炎からさえも守る。
それがケアロボットの本当の役目。



「人を守る」というのは愛や優しさだけでは実現出来ないほど過酷で困難な業で、誰かを守るにはまず強くなければならない。
頑丈な体と痛みを恐れない強い心がなければならない。
本当のヒーローというのはいつも傷だらけ。人を守るというのはそれくらい大変で、自己への犠牲が伴うもの。
それで初めて人を守ることが出来る。


仇を殺さず、ヒロの心を壊さず、ヒロを守る。


「戦わない」というこの世でもっとも難しい闘い。


マーベルとディズニーが生んだ誰よりも優しくて誰よりも泥臭くて誰よりも強いニューヒーローの姿に涙が止まりませんでした。


ドキドキしてワクワクして心が熱くなって最後にはじぃんと余韻の残る、見終わったあと心から「あー!面白かった!」とホクホクした顔で言い切れる素晴らしい作品。

ベイマックスさいこうだよ!子どもたちみんなに観てほしい!




追記

・ そもそも犬好きのワイ、同時上映の短編映画「愛犬とごちそう」の時点で号泣していました。

・ 二度とごちそうが食べられなくなっても、相棒がわらっているほうがいい。
というウィンストンの愛にもう号泣。

・ そしてちいさなちいさな赤ちゃんがやってきたところでまた号泣。

・ ウィンストンが子どもたちとお行儀悪く幸せいっぱいに走り回っているシーンでとどめ。

・ でも犬にあんなに塩分やってんじゃねえよ。早死にさせる気かよ。

・ でもこれ書きながら涙ぐむくらい「愛犬とごちそう」は名作です。
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